"Und morgen wird die Sonne wieder scheinen..."

[Diary; Tagebuch; Diario; Journal; 日記]


「そして、明日も又太陽は昇るでしょ う・・・」という歌曲の一節からとった
この項は小生が日 頃何を聴き、何を考えているかを記す場所です。

[r. strauss]
[A.D. 2007 / Heisei 19 / Kôki 2667]

August;

=> Last modification: [14.Aug.2007]


die.02.08.2007  八月の挽歌。「秋」ですので、雰囲気を変えて。



<本日聞 いた音楽>

 ヤルヴィ指揮ゲーテボリ響 みょうちきりんの曲集 DG
(御存知パパ・ヤルヴィの超でもないが、意外とマイナーだが、なかなかの珠玉を集めた一種の珍名曲集。ヘルメスベルガーの『舞踏会の風景』目当てで去年買ったもの。)

Barbara Bonney singt Strauss
 ボニーの歌うR.シュトラウス歌曲集 Decca
(気 高いが、同時に優しさと繊細さを持ち合わせた、歌姫ボニーのR.シュトラウス。聞き物は、ピアノ編曲の『四つの最後の歌』である。ピアノ版のや、歌曲を聴 くと、オケ物ではあんなに、山っ気たっぷりの芝居がかった、時代遅れ?の曲が、実にしんみりとして、「秋」の夜長ににはぴったりのもの。実にシミジミする なぁ。)

mit.03.08.2007  八月のラプソディー、映画だったかな?。蒸し暑い。寒いのかはっきりしろ!
 で、恒例の今月のお買い物を、少々。



<今月分のCD>
Klavierkonzerte 1 & 2
@スクロヴァチェフスキー指揮ザーラント放送響 ショパン:ピアノ協奏曲第一番、第二番 独
OEHMS 4.99E


@スクロヴァチェフスキー指揮ザーラント放送響 バルトーク:ディヴェルティメント、管弦楽の為の協奏曲 独OEHMS 4.99E


@スクロヴァチェフスキー指揮ザーラント放送響 ベルリオーズ:『幻想交響曲』他 独OEHMS 4.99E


@ライナー指揮MET R.シュトラウス:『サロメ』 独Walhall 4.99E


@モラルト指揮バイエルン放送響 オッフェンバック:『ホフマン物語』(ドイツ語版全曲) 独Walhall 4.99E

Im SommerwindOrchesterwerke
@シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレースデン ウェーベルン:管弦楽曲集 Warner 4.99E

Hundert Jahre Wiener Symphoniker (1900-2000)
@フェドセーエフ、シュタイン、スワロフスキー指揮ヴィーン響 ブルックナー:交響曲第四番、シューベルト:交響曲第7(8;9)番、マーラー:交響曲第五番 3CD BerlinClassics 4.99E

Diepenbrock: Orchestral Works
@フォンク指揮ハーグ・レジテンツ管 ディーペンブロック:管弦楽、歌曲集 2CD ブリリアント3.99E

Clementi: Complete Orchestral Works
@ダヴァロス指揮PO クレメンティ:交響曲全集他 3CD ブリリアント 5.99E

Martucci: Comp. Orchestral Works
@ダヴァロス指揮PO マルトゥッチ:交響曲、ピアノ協奏曲全集他 4CD ブリリアント 7.99E


<本日聞 いた音楽>
 上記のCDをいくつか。
(スクロヴァチェフスキーのがやはり、いい味だしている。)
sam.11.08.2007  寒くなったり、暑くなったり。蒸し暑い。本日は、雨模様。

 最近、手持ちのマイナーのシンフォニーを聴いている。そのきっかけを作ったのが、この人。

Giuseppe Martucciさん。
この人の、作風は吃驚!イタリア作曲家にありがちな、だらだらべたべたのものではなく、フランス風に垢ぬけているし、ドイツ風に構成がしっかりしている。 さりとて、イタリアのカンタービレも忘れてはいない。少なくとも、この時代の天才、マーラーとか、ドビュッシーとか、バルトーク、ブゾーニなどのように独 自の語法では、「完全には」書いていないが、それでも、賞嘆すべき、作風である。



<本日/最近聞 いた音楽>
 ダヴァロス指揮PO マルトゥッチ:管弦楽曲全集?
Martucci: Comp. Orchestral Works
(以上のように、彼は作風はかなり独自性があり、イタリアオペラ全盛から、かなり脱却したい情熱と才能を十二分に持ち合わせていた思う。これは、大いなる拾い物である。特に、CD3の管弦楽伴奏の歌曲はお気に入りなってしまった。)

 ラシライネン指揮ノルウェー放送響 シンディング:交響曲全集 独Warner

(彼はグリーグよりも、思いっきり後期ロマン派風おドイツ的な作風であり、それは、彼の長い人生で大部分をドイツ、そして当時メジャーなライプツィヒ音楽 院で学んだからであろう。正直言って、二流のR.シュトラウスのような感じだし、グリーグ、やらシベリウスほど、北欧風、独自性を出してはいないのだが、 なかなかの迫力といい、オーケストレーションである。ここまで、時代遅れの?作風も珍しい。特に一枚目の第一交響曲は白眉で、その次は第二番かな。)

 バーダー指揮クラカウ国立・フィル ドニゼッティ・ベッリーニ:シンフォニア集 墺KOCH

(夭逝の天才、ベッリーニと、彼の同時代人のドニゼッティの「シンフォニア」集。なかなかのロッシーニ風の「序曲」だが、ベッリーニの場合は、更にそれを暗闇というか、情熱を出している。なかなかの好アルバム。)

で、後は、グレツキの『悲歌のシンフォニー』(ブール)とか、デュカのシンフォニー(ジョルダン)とか。

 シャーマーホーン指揮 ナッシュヴィル響 H.ハンソン:交響曲第一番他 Naxos
Sinfonie 1 / Merry Mount Suite
(こ れも、こてこての時代遅れ的ロマンティックな北欧「的」アメリカ音楽。まるで、R.シュトラウスの音楽をアメリカ風に「不真面目にして」、それをハリウッ ドの映画音楽に使えるような曲想。だが、映画音楽「的」と割り切れば、なかなかに楽しめる。なにせ、副題は「Nordic」なんで。

ペニー指揮ロイヤル・スコットランド国立管 パリー:交響曲第二番『ケンブリッジ』他 Naxos
Parry Sinfonie 2 Penny
(ティントナーのブルックナーで有名なオケだが、ここでは非力も非力。1995年のNaxosの録音でも、更に悪い。曲は昔は気に入っていたが、再聴後、どうにもぴんと来なかった。穏健派のイギリス音楽だからか?)

バントック指揮スロヴァキア国立フィル バントック:『ヘブリーデン交響曲』他 Naxos
Hebridean Symphony/Old English
(これも、イギリスのシンフォニーだが、オケと録音は上記よりさらに悪く、曲自体の魅力も余りなかった。これももう少し「寝かせた」方がいいのかも。)

他には、ロータの映画音楽集を。

son.12.08.2007  昨日に引き続き、印度カレー。しかも、同じメニュー。勿論、店は違うけど。



<本日/最近聞 いた音楽>
 ODuinn指揮アイルランド国立交響楽団 ハーティー:『アイルランド交響曲』他 Naxos
Orchesterwerke
(ア イルランドとはどうにもつかみどころの無い国だが、北欧の用でもなく、さりとて、「本国」イギリスのようでもなく、ロシア風でも決して無い。相変わらずつ かみどころの無い交響曲だし、なんか「エキゾティック」な南欧風のメロディーも聞こえてくるし、到底分かりにくいのだが、これはそれなりに楽しめるか?)

 マルティノン指揮ORTF放送響 サン・サーンス:交響曲全集 仏EMI
5 Sinfonien
(サ ン・サーンスと言う人は、どうにもここうにもアマチュア作曲家のような気がする。一流のピアニスト、二流の指揮者、で三流の作曲家のような・・・。早熟の 交響曲はなかなかに、オーケストレーションはしっかりしているが、「先が読めてしまう」構成だったり、天性の閃きがなかったり、独自性も無いような気がす る。聴いていると、あぁ、結構格好いいとか、いけてるかなー、とも思うのだが、その後が続かない。耳に心地よいだけでも、駄目だし、わざと小難しくしても だめなのだ。第一・及び第二交響曲の第一楽章は気に入ったが。)

 ロイド・ジョーンズ指揮ボーンマス交響楽団 Moeran;交響曲他 Naxos
Sinfonie G-Moll/Sinfonietta
(1937年のシンフォニーの方は、アイルランド・テイストの小型ストラヴィンスキーや、ホルストといったところで、これもまた掴み難い。結構ロマンティックな所があったりと、一葉には掴みにくい。結局、掴みにくいのである。)
mon.13.08.2007  本日は、家で食事。少々久しぶりに散歩したか。



<本日/最近聞 いた音楽>
 Devreese指揮モスクワ響 Sternefeld(シュテルネフェルト):交響曲第一番他 Marco Polo
Sinfonie 1/Mater Dolorosa/+
(よ くわからない交響曲シリーズ。ではなく、フラマンの音楽のアンソロジーの一つ。たまたま何かで安かったので買ったもの。20世紀の作曲家で、ベルギーとい う音楽的に「微妙な」ものだが、なかなかにストラヴィンスキー的ダイナミズムと、バルバリズムがあって、結構格好いい。特に第三楽章の冒頭は、戦争映画の 音楽にはぴったり。よくわからないが、オーケストレーションも凝ったもので、オケマニアには面白い一品か。)

 A.ワルター指揮ライン・フィル ライネッケ:交響曲第一番他 Naxos
Orchestermusik
(これまた微妙な作曲家のライネッケ。口が悪い人は、ロマン派の忘れられた作曲家の一人であるとも。3Rはライネッケ、ラフ、ラインベルガー、とな。
 まぁ、正直言って、ピアニスト及び教育者以外として、作曲家の彼は正直言って、インスピレーションにかける事疑い無い。まだ、ブルッフとか、ゲルンスハイムとか、シンディングの方が才能がある。
 彼は交響曲を三曲かいているそうだが、第二番がそれなりに有名らしい。
 まである。


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