sam.01.12.2007 |
師走。早い。速い。
<今月分のCD>

@フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管 ベートーヴェン:交響曲第九番 独EMI 4.99E

@ワルター指揮NYP ベートーヴェン:交響曲全集 独Andromeda 12.99E

@カンテルリ指揮NYP他 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲、交響曲集 独Andromeda 7.99E

@フリッチャイ指揮ベルリン・ドイツオペラ管 ヴェルディ:『レクイエム』他 独Andromeda 4.99E

@ブラームス:二種類、各指揮者による交響曲全集 米Andante 10.99E
@各指揮者によるハイドン交響曲、協奏曲集 米Andante 12.99E
<本日聞
いた音楽>
フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管 ベートーヴェン:交響曲第九番 独EMI
(これは、実は、日本盤で擬似ステレオのものを所持している。東芝EMIである。それは既に、数年聞いていないので、記憶にないが、今回のドイツ盤は元祖EMIで、ARTリマスターリング、オリジナル・モノーラル版である。
が、しかし。やはり、殆ど感銘を受けなかった。演奏、解釈、コーダのとってつけたような急激なたたみかけ、そして、音質、更には、最後の貼り付けた後が「見え見え」の拍手。
戦後のフルトヴェングラーの演奏はどれも、私にはぴんと来ないのだし、フルトヴェングラーの良い聞いてでもないが、やはり戦前の1942年の、BPOとのライブが一番、「フルトヴェングラーらしい」とは思うのだが?)
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don.06.12.2007 |
風強し。何かの暗号みたいだ。それは、「波高し」・・・かな。
<本日聞いた音楽>
各指揮者によるブラームス交響曲

(このCDは、ややもすると、語呂合わせ的な、大雑把なコンピレーションものだが、それなりに楽しめる。勿論、企画者が私が思っているほどのことを考えているのであれば。以下。
一番:トスカニーニ/NBC/1941 + ストコフスキー/フィラデルフィア/1936
二番:モントゥー/SFSO/1945 + フルトヴェングラー/VPO/1945Live
三番:ワルター/VPO/1936 + メンゲルベルク/ACO/1932
四番:デ・サーバタ/BPO/1939 + ワインガルトナー/LSO/1938
「陣容」はこうである。まず面白いのが、各曲のコントラストである。
一番だと、「ヨーロッパ」の指揮者が、アメリカのオケをふったもの。だが、解釈が違うという点。とはいうものの、トスカニーニの第四楽章では、聞きなれない、ティンパニーが追加されている。トスカニーニのブラームス解釈に圧倒。これは、リマスターのせいか?
二番は、同年だが、独仏対決、オケはアメリカと欧州、そしてスタジオとライブ。私は、フルトヴェングラーの良い聞き手ではいないので、それほど面白いと
は思わなかった。一方のモントゥー。これは、実に、エレガンス!そして、軽み、と爽やかさ、そして渋さが十二分に凝縮された名演!リマスターも最高!この
BOXの中で最高のめっかものだ。
三番は、欧州の指揮者の欧州のオケを振ったもの。しかし、同傾向の指揮者だが、オケの違いが面白い。
四番は、やはりデ・サーバタの熱演と、つまらないワインガルトナーの対比。彼の演奏を聴くのは初めてだったが、やはり面白くなかった。
尚、全体的に非常に優れたリマスター。トスカニーニの演奏スタイルが一変したほどの、優れた仕事はやはり、演奏ともども賞賛に値する。)
クレンペラー指揮PO ブラームス:交響曲第三番+第四番 EMI
[ジャケットが最新版のしか、見つからなかったが、所有盤はC1989の古いもの]
(クレンペラーとブラームスというのは、なんとなく、「性格が」にているような気がする。嫌味たらしい、というか、傲岸不遜で傍若無人、いや、ブラームスはそれほどでもなかったか。クレンペラーはそれでも、人から「愛された」ものだし。
能書きはいい。このブラームス三番は強烈な演奏。大よそにおいて、つまらない曲の第三番で、それゆえ、指揮者の才能が試される難曲だし、個人的にも、それほど好きな曲ではないし、演奏もすきではない。
が、これは、驚異的。管楽器はまるで現代音楽を奏でているようだし、クレンペラーは、時として昂揚し、そして、優雅、ロマンティック、テンポも結構動か
しているような。そして、男気を感じる、背筋のまっすぐな演奏。緊張と、冷徹、そして、ロマンと柔軟性。この曲にして、かの演奏。おそるべきだ。
一音一音、意義あるもので、それも、くいこみの深い、かといって重過ぎない、まさに名人のものだ。
クレンペラー、凄すぎる!
勿論、第四番も大名演)
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die.18.12.2007 |
寒いのぉ。既に、日中気温でも、マイナス。現在夜23:15で-1。
<本日聞
いた音楽>
ワルター指揮NYP ベートーヴェン:交響曲第九番 独Andromeda

(実
はこれ昨日聞いた。どうでもいい。で、肝要なのは、この季節らしく、第九シリーズを開始した。これは、その最初。まだ、ワルターがぼける前の、アメリカ初
期のもの。第四楽章だけ、時間的ブランクがあるが、なかなかにトスカニーニ的というか、アメリカ人に受けそうなもの。トスカニーニのようにばりばり響いて
いるが、やはり根は『ウィーン』情緒なのであろうか、嫌味ではない。
録音は、擬似ステレオ化しているせいか、位相空間に飛ばされた感あり。)
アーベントロート指揮ライプツィヒ放送響 ベートーヴェン:交響曲第九番 独Berlin Classics

(実はこのCD、演奏、日本盤ー徳馬盤ーで所持している。日本においているし、マスターを期待して昨年購入したもの。
東独のフルトヴェングラーといわれたアーベントロートだが、スタイルはゲルマン的なトスカニーニを踏襲している。
アーベントロートの第九は、確か、3つほどあるはずだが、ーそれ以上?−どれも、ライブか、一発どりの放送用スタジオ録音のはず。オケが少々ミスってい
るのは、仕方がないとはいえ、どの演奏にも、聞き手に背筋を伸ばすよう要求しているかのような、「当時の」楷書的スタイルか。)
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don.20.12.2007 |
寒すぎ。なんか、頭が悪くなったかんじだ。-4。でも、人間は生きなければならない。
<本日聞
いた音楽>
フリッチャイ指揮BPO ベートーヴェン:交響曲第九番 独DG

(フ
リッチャイ実に、43歳での、「円熟」演奏。『エグモント』序曲とのカップリング。実に、落ち着いていながらも、真摯で、はったりのない解釈には、大よそ
演技とか、脱線のようなものとは縁が無い。恐るべきは、普段はやや冗長の感が気になってしまう、第三楽章をこれほどまで、心につきささる形で表現したこと
である。フリッチャイに駄演なし!)
で、今日は。。。
ベーム指揮VSO ベートーヴェン:交響曲第九番 蘭Philips

(残念ながら、廃盤のせいか、ジャケットは無い。PhilipsのThe Early Yearsシリーズの一つ。
1950年代で、まだまだバリバリ働いていた頃で、丁度ヴィーンのオペラ座のGMDになったころ。この頃は、Philipsにいくつか録音があり、また、VPOではなく、VSOをふっているのが面白い。
彼の『第九』は所持しているだけでも、4つ。海賊盤をあわせれば、恐らく7つくらいにはなるのでは。正直言って彼の『第九』にはそれほど関心がないし、真面目すぎて面白みに欠けるーこの点が、フリッチャイと違うところ。
ま、可もなく不可もなくといった演奏か?歌手が凄い。当時の『ヴィーンの歌手』の面子を集めたもので、シュティッヒ-ランダル、レッスル-マイダン、デルモータ、シェーフラーといったもの。)
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sam.22.12.2007 |
クリスマスは一斉に店舗が閉じるので、今日は買いだめ。もっとも、数日前より、ビールをちょびちょびと溜め込んではいるのだが。
ま、余りメリットはないな。
TVでは、『チャーリーとチョコレート工場』を見る。童心に返ったかのような感あり。素直に楽しめた。
<本日聞
いた音楽>
ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレースデン ベートーヴェン:交響曲第九番 日Denon
![Sym 9 [Dm] Choral](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BM7N5FJML._AA240_.jpg) 
(隠れた?名演と知られている、ドレースデンのライブ録音。これは、オケの緊張と、ブロムシュテットの良い部分が高みに合致しており、現代楽器における、名演の一つだと思う。歌手はへぼいが、金管そして、ティンパニーがきまりにきまっている。聞くべし)
そのほかにはSuiterのブラームス、ルーデルのビゼーとか。
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mon.24.12.2007 |
メリクリ。クリスマス期間はTVで映画を見まくり。

一昨日の、『チャーリーと...』の後、チャップリンの特集を放送そいていて、『モダン・タイムズ』を見る。物凄い先見性、芸術性、叙情性。流石であった。

昨日は、脳味噌0にして見た、『グランド・クロス』(Ice, 1998)。アメリカ製の典型的なパニック映画なんだが、正直言って、その中になかなかスパイスが効いている。白人と黒人、大統領の無能さ、陸軍と海軍の違い。
でも、やはりこれはB級だ。)
<本日聞
いた音楽>
ベーム指揮VPO ベートーヴェン:交響曲第九番 独DG

(これは珍品。ベームをそれほど評価してない私としても、それでも、ある意味『興味深い』ものであった。
確かこれはCDの初期の頃には、その長さー79:03ー故にCD一枚に収まらなかった、いやカラヤンのお陰で!(こういうところ実にカラヤンらしい)、収めさせなかった。日本盤では恐らく、『田園』といっしょのカップリングだったはず。
手持ちにある、ベームの他の演奏を比較してみると、最初のドレースデン(1941年、スタジオ録音;新星堂のBOX)のが68分、二回目?のVSOとの
Philipsスタジオ録音、1957年が67分。その間、いくつかスタジオとか、ライブとかあって、これが最後の最後の第九?で、その差は10分。
現代の基準であると思われる、ガーディナーのが一時間をきって、59:43。遅いと思われがちなクレンペラーでさえ、71分。
正直言ってこれは、交響曲ではなく、カンタータ、しかも、新鮮味の欠けた、間延びした、緊張感のないだらだらとしたもので、殆ど流したーよどんで?ー演奏。
ボケボケの演奏かと思いきや、少しだけ、爺が、「よいっしょ」と頑張ったー無理した?ーところもある。特に第一楽章、第二楽章。
テンポが遅いのは別段構わないが、気迫というか緊張感がないとどうしてもだれる。
恐らく枯れ切ったベーム爺には、もう『人類愛』だとか、崇高な哲学なぞ興味が無かったに違いない。そんなのは、青い若人に、任せると、といったかんじ。
録音は、初期のデジタル録音で、あのDGをもってしても、最低。(因みに4Dも最低だった)。特有の金属的なキンキンしたもので、頭痛を誘う。また、音の空間の一致がされておらず、ヴァイオリンが前に来すぎて、一階席のファースト・Vn.の前で聞いている感じ。
オケはこんな状況だから、それほど、いや、典型的な「美しい」VPOのものか?それほどVPOが好きではない私のせいか?
歌手は、有名(だけ)の面子。ノーマン、ファスベンダー、ドミンゴ、ベリー。ノーマンは存在感がなく、ドミンゴのドイツ語は問題外。激遅のせいか、それ
ほど彼の美声が聞けない。ベリーは、「年齢を感じさせる」もので、聞いていてこちらまで苦しくなる。また、彼だけが、旧式のドイツ語の発音をしている(例
えば、他の歌手はTochterを、トホター、彼だけが、トホタル)。場違いの感あり。
ファスベンダーは流石で、唯一褒められるか?合唱はまぁ、アマチュア合唱団だから、期待せず。
と、ぼこぼこに感想を述べたが、「珍品」として聴いたので、そういう意味では楽しめた。)
ドイツ語のAmazonにおける感想、と日本のAmazonの感想。HMVの感想。
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mit.26.12.2007 |
クリスマスは、TVで映画三昧。
24日のイブは、『レオン』を数十分、その後本命の、『カサブランカ』、往年の名画ですな。内容自体はそれほど意味のあるものではないし、チープな恋愛映画(勿論、今の意味ではない)。

一番好きなシーンは、バーで、フランス国歌を皆で大合唱するところ。
その後は、深夜から早朝まで、『ゴッドファーザー』。今まで、実は第三話以外見ていなかった。映像美は以降の映画の模範か。

それにしても、外国語でしかも、最初に見るから、誰が味方で、誰が敵、そして、敵になるか難しい。
裏の文化番組では、1926年の『バラの騎士』の映画版が放映していた。
12/25の、第一クリスマスは史上最低の映画、『パール・ハーバー』を流し見。
深夜からは、『ゴッド・ファーザー 第二部』を。ストーリーは日本版のWikipediaで参考。そうでなければ、分からん。

12/26の、第二クリスマスはこの時期らしく、『ポーラー・エクスプレス』。アニメだが、童心に返った気がした。アメリカ版のオリジナルはトム・ハンクスが声優をしている。でも、ドイツ放映版は吹き替えで面白くない。残念。
心にぽっと暖かい火が灯りました。

そして、また、深夜から『ゴッド・ファーザー 第三部』を見る予定。

<本日聞
いた音楽>
ワルター指揮VPO ベートーヴェン:交響曲第九番 伊Nuova Era

[ジャケットは正規盤のOrfeoのもの。音質はどうであろうか?]
(恒例の、第九シリーズは、ヴィーンでのライブのワルター指揮VPO。演奏は、コンパクトながら、かなりの激演。いや、爆演といったほうがいいか。テンポ
も動かし、特にティンパニーのアタックが凄い。 勿論、例によって三重苦。イタリア盤、ライブ、モノーラル。でも、演奏が凄まじいので、全く気にならな
い。嘗て、いや、今での私の『第九』チョイスの三大の一つである。
フンパーディンク:『ヘンゼルとグレーテル』 特集?
 ![Humperdinck: H舅sel und Gretel (Gesamtaufnahme) [UK-Import]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61GKTZM357L._AA240_.gif)

(クリスマス特集、24日は、ワルベルク、25日はスィートナー、26日はアイヒホルンを。
オケでは、ワルベルク、パパ役のプライが絶妙。スィートナーのは、スタジオでも暴れることのあるこの指揮者の激演の一つ。シュライアーが魔女役というの
も面白い。アイヒホルンのは一番安定しているが、歌手の面子が凄すぎる。ヘンゼルのモッフォは愛も変わらず色気がありすぎるが。)
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don.27.12.2007 |
本日も映画。何度も見たけれども、『ヒート』。男と男の「闘い」。格好良すぎ。
<本日聞
いた音楽>
ヘーガー指揮シュターツカペレ・ベルリン ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』より第一幕 墺Preiser

(戦前のベルリンにおける、ライブに等しいセッション録音?ドイツ帝国は霞と消える時期だが、そのせいか?演奏はかなり激演。
トリスタン役のローレンツも戦後のだれ気味の歌唱とは考えられないほどのドラマティックなもの。)
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