don.01.11.2007 |
秋と言うか、クリスマス前の、賑わい、とでもいうのか、街にはなんともいえない、陽気、活気があるような気がするのは、私だけであろうか?
さ、気分を入れ替えて、がんばりましょう!
<今月分のCD>

@フリッチャイ、ヨッフム、マルケヴィッチ、レーマン、コンヴィチュニー指揮 DGG 『音楽。。。世界の言葉』シリーズより、第二集BOX 24.99E

@クレンペラー指揮 NPO+PO マーラー:交響曲第九番他 EMI 9.99E

@クレンペラー指揮 NPO+PO モーツァルト:交響曲集 EMI 9.99E
 
@ドブロウェン+サスキンド指揮PO ヌブー ブラームス+シベリウスVn.協奏曲 EMI 4.99E
(右は旧盤)
<本日聞
いた音楽>
ヨッフム指揮バイエルン放送響 シベリウス+ヴァーグナー DG

(上記のMusik...Sprache der Weltシリーズの中の一枚。大よそドイツ人は、シベリウスは滅多にやらないが、DGにはなぜか、50年代に、ロスバウトとヨッフムー変な人選ーがシベリウスをいれている。で、その後者のヨッフムのは如何に?
答えは、壮絶。猛吹雪の中で、機関銃を掃射しているかのごとく、攻撃的で、一種野蛮で、更に思いっきり元気!
所謂、「お国もの」ではないが、なかなかにこの時代のヨッフムらしく煽っていて宜しい。たまにはこういうシベリウスもいかが?
カップリングのヴァーグナーも気合はいりまくり。)
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sam.03.11.2007 |
<本日聞
いた音楽>
DGの「音楽。。。世界の言葉」

(勿論、一日で聞いたわけではないが、これは、良い意味で物凄い「コンピレーション」CDであった。
全体にわたって、的確な選曲、指揮者、そして、録音である。
少しずつコメントを。立派過ぎるほど、的確で、ダイナミックのある、マルケヴィッチ指揮BPOの『展覧会の絵』、フリッチャイの目が覚めるような、チャ
イコフスキー。レーマンのフランク交響曲は、地方の野暮なオケがなんともいえない、珍妙な雰囲気を醸し出している。スィートナー・バンベルクのグリーグ
は、この地方オケから、とてつもないほど、透明さを引き出し、コンヴィチュニーの『家庭交響曲』では、勢いと燻し銀が高次で合致。レーマンのファリャ他の
スペイン、フランス音楽は、ドイツ的重厚さが妙にマッチして、良い。フリッチャイ指揮のハルトマン、フォルトナー、ブラッヒャーは、現代音楽という枠にい
こだわらず、中へと食い込む緊張感と、スコアの読み、演奏の深さ。同じく、フリッチャイのストラヴィンスキーは、考えられないほどのダイナミズム、明晰
さ、拡がり、パンチの強さ。恐らく、このBOXの白眉であろう。こんなに「芸術的な」ストラヴィンスキーは滅多にない。
音質はレーマンのドヴォルジャーク以外は優秀。また、LPを模したジャケットや、解説書も絶品。このシリーズ、これで第二回だか、是非どしどしやってほしい!流石DGGである。)
クレンペラー指揮NPO マーラー:交響曲第九番他

(小
生の苦手のマーラー九番だが、これは異常ともいうべき、静けさと内的緊張感。吉田氏のいうところの、「アポロ的静けさ」。音楽の堀の深さ、とてつもないほ
どの拡がり、そして室内楽的透明さ。これが、全て渾然とではなく、あるべきところに表出されている。流石だ、クレンペラー。)
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