wed.04.jun.2008 |
ようやく、暑くなりました。これぞ、絶好のサッカー・ヨーロッパ選手権の天候。
でも、小生には全く関係ないし、ドイツ人のみならず、騒ぐ輩が多いのでねぇ。
今週の土曜日から開始されます。
<今月分のCD>
 
@ピノック指揮イングリッシュ・コンチェルト(コンソート?) ヘンデル:『水上の音楽』他
Archiv/DG 4.99E

@ピノック指揮イングリッシュ・コンチェルト ヘンデル:『聖チェチェリーアのオード』 Archiv/DG 4.99E
 
@ピノック指揮イングリッシュ・コンチェルト バッハ:ブランデンブルク協奏曲Vol.1 Archiv/DG 4.99E

@ピノック指揮イングリッシュ・コンチェルト バッハ:ブランデンブルク協奏曲Vol.2 Archiv/DG 4.99E

@ユングヘーネル指揮Cantus Colln バッハ:『ロ短調ミサ曲』 harmonia mundi 7.99E
<本日聞
いた音楽>
ピノック指揮 ヘンデル及びバッハの作品
(うーん、hmm。かなり昔、まだ、高校の時だったか、小生の父親がたまに購入してくる「新譜」の中に、ピノックのCDがあった。
バッハのチェンバロ協奏曲とか、ヘンデルのコンチェルト・グロッソとか。
その時にはー当時はまだまだ、音楽が分からなかったー曲はともかくとして、音楽の新鮮さに「舌鼓をうった」ものだが、当時から数年ー数十年?−録音も、20年と経過し、音楽をそれなりに聴いてきたし、演奏の違いも、古楽器とか、大昔の録音・演奏とかも、こなしてきた。
そういった、ある意味「肥えた」耳でこれらの演奏を聞くと、少々中途半端の気するのはなぜであろうか。ピノックは、「復活」したようであるし、決して、
つまらない演奏をしたり、オケが下手だったり、演奏力が指揮者ともども悪いわけではないし、録音はぴか一、なのだが、どうにもこうにも、琴線に引っかかる
ものが余りなかったのが、正直なところ。
マリナーのような中途半端さ、とでもいうのか、アーノンクールとかガーディナー、ベルリン古楽アカデミーなどの演奏が好き、好きになってしまった私とし
ては、「物足りない」という思いが払拭できない。今の、古楽器が最盛期を過ぎてしまったであろう、こういった傾向においては、彼の演奏は回顧的であれ、将
来的ではないのかもしれない。
逆に言うと、アーノンクール、ガーディナーは今でも、彼らの昔の演奏が”通用”するどころか、まだまだ将来的に向かっている可能性があるのかもしれない。
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thu.12.jun.2008 |
始まっていますEM、ヨーロッパ選手権。アツイ、というか、面白い!気候はここ数日再び涼しくなったのだが、TVの前で一人で熱くなっております。
でも、思いがけないことが一杯あって面白い。90分以降からからのシュート!昨日にせよ、今宵にせよ。これだから、最後まで目が話せない。
まぁ、ドイツが負けたのがざまみろ、だが。
それにしても、ドイツ人は、サッカーの試合に勝っても、負けても、普通のときでも、ナチだな。
<今月分のCD:昨日>
 
@ピノック指揮イングリッシュ・コンチェルト(コンソート?) ヘンデル:『王宮の花火の音楽』他 Archiv/DG 4.99E

@ピノック指揮イングリッシュ・コンチェルト ヘンデル:『戴冠式アンセム』他 Archiv/DG 4.99E
@ガーディナー指揮 English Baroque Soloists Warner 2.99E

@ケンプ バッハ:『ゴールドベルク変奏曲』 DG 2.99E
<本日聞
いた音楽>
ピノック指揮 ヘンデル:『王宮の花火の音楽』
(上では、かなりぼろぼろにいったが、この演奏は良い!素直に。機会音楽で、緊張感に溢れながらも、外していないし、十二分に満足できるものであった。)
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sat.21.jun.2008 |
見ています。殆ど毎日。音消して・・・、EM。
昨日は、知り合いと一緒に、「トルコ人街」で、トルコ料理?のレストランで見ていました。やっぱり、熱くなったなぁ。
それにしても、延長のしかも、終了僅か30秒前に同点ゴールをいれたのが、まさに奇跡としがいいようがなかった。更に、PK線も制したし。
トルコはこの試合、逆転、逆転で、流れを掴んでいる、というか、流れがある。人生このようなものだ、だから、最後まで諦めてはいけない。
この一連の試合、今回に限ったわけではないが、番狂わせ、というか、見ていてWMとは比較にならないほど思い白い。サッカー、スポーツはとはこうあるべきものなのかもしれない。
なにせ、後半での追い上げ、しかも、ロスタイムに入った中での同点、逆転などがあるからだ。
ま、もっとも、サッカーは「野蛮人」のものだということは確かだ。
Stationの中でも外でも・・・。いや、外のほうが面白く、熱いか?
音楽では、やわな、イタオペとか、バロックのものとか、数年も放って置いたCDを再度聞いている。まぁ、面白いのもあれば、数年放置していた理由が分かるのもあれば、再発見っするのもある。
それと、答辞にしては、量が多いであろう、指揮者R.シュトラウスとか、自作自演も興味深く聞いている。やはり、'指揮者'シュトラウスもただものではない。
彼の録音は、20年代くらいからあるし、多く「聞ける」のは40年代のものー御年70-80歳!それでも、老衰ならぬ、老熟でもない、歳を感じさせぬ、勢い、若さ、そして、コントロールの見事さ。
凡そ、「自作自演」というのは、それほど良いものではないし、「参考程度」、「歴史的意味合い」とか、「好事家向け」などとレッテルが貼られているのだが、ことR.シュトラウスの場合に限っては、クリシェーに当らない。
彼の演奏の特徴は、彼の同時代人、そして信頼を寄せていたメンゲルベルクのコテコテでもないし、彼の所謂弟子筋に当るカラヤンのゴージャスとも違う。また、色々な意味で比較すると面白いワインガルトナーの(R.シュトラウスの演奏ではなく)あっさり、とも、ケンペのしぶちん、とも、カイルベルトの重厚とも違う。
明快でかつ、重過ぎないほどの重厚さ、そして、余裕、軽見が分かる。即ち、指揮者としては、自作自演を預かるものとしては、どの範疇にも入らない。敢え
て、似ているといえば、一連んのジンマンのようなのかもしれない。尤も、この評価にも自分でいうのもなんだが、異存がある。

(ブリタニカから引用。恐らく、戦後のロンドンの客演であろうか?)
<本日聞
いた音楽>
R.シュトラウス指揮 VPO他 『家庭交響曲』、『ツァラ』など 日徳馬
(80歳の誕生日を祝った1944年のヴィーンでのVPOの一連のもので、ライブも含まれている。残念ながら、他の多くの演奏・録音は、連合軍の空爆によって、保管庫が消失し、データそのものがないとの、全くもって残念至極。)
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