"Und morgen wird die Sonne wieder scheinen..."

[Diary; Tagebuch; 日記]


「そし て、明日も又太陽は昇るでしょう・・・」という歌曲の一節からとった
この項は小生 が日頃何を聴き、何を考えているかを記す場所です。

[Dr. Richard Strauss]

[A.D. 2005 / Heisei 17]

May / Mai

[Last modification: 14.Jul.2005]



[見事な八重桜、近くのストリートで見つけたもの。満開ではないが、非常に美しい]

son.01.Mai
  五月になりました。
 非常に暖かい日々が続きます。ようやくここ、ドイツ、ベルリンは「春」になった感じですね。

 さて、五月はドイツの文学の中で最も、叙情的で詩的な季節。上記に確かに「春」と書いたけ
れども、実のところまだまだ、「陽気」だけであって、春が来た、という確定した証拠は無いのが
事実。

 最近はTVで映画を少し見る。『ムーランルージュ』は2001年の米国の作品だが、これが気に
入った。主演は、あのニコール・キッドマンでこれはなかなかの当たりで、しかも、彼女自身がな
かなかの歌唱力であった。ストーリーはたわいの無いものだから、それほど期待しなくても良い
が、前半のアップテンポで展開する笑劇は脇役の名演がとりわけ際立っている。そしてなにより
も注目したのは、CGを沢山使用していながらも、嫌味ではなくて逆に効果的だった映像美!こ
れには感嘆した。また、ミュージカル仕立てのこのストーリーを更に効果的にしたのは、時代
設定を無視した、歌のオンパレード。芸術的なところはないが、気安くそして映像の美的センス
だけをみるならこれは素晴らしい映画劇だと思う。

 昨日は、既に何度目かの『スター・ウォーズ、エピソード4』。だが、放映されたのはリメイクされ
たもので、少々CGがうざかった。やはり、SWは後期三部作が〜CG抜きで〜興奮させられた。

 昨日はまた、独仏のアート・チャンネルであるARTEで以前にも見たフリッチャイのドキュメントを
再度見る。


[本日聞いた音 楽]
@カラヤン指揮フィルハーモニア管 R.シュトラウス:『ナクソス 島のアリアドネ』 EMI
(それほど感銘が前回と同様、受けなかったのはドイツ語で文章を書いていたからか。いつの
まにか、CDが終わってしまった。もう一度よく聴かなければなるまい。)

@クレンペラー指揮L.A.フィル 放送録音集 獨 Archiphon
(今は無き、ドイツのArchiphonのもので、亡命中であるアメリカL.A.での録音。中にはブラームス
のピアノ四重奏曲第一番のシェーンベルク管弦楽編曲の世界初演である録音も含まれてい
る。なかには、1934-1-1の放送ライブ録音である、彼の唯一のヴェルディである『シチリアの晩祷』
序曲と第一回目の録音であるベートーヴェン交響曲第五番、それに気合がはいりまくった、恐ら
くアンコールであろう、『マイスタージンガー』前奏曲がきわめて力強くも、整合性のある演奏で
あった。クレンペラーは昔から偉大である証左である。)

@アルバート・コーツ指揮ロンドン響 管弦楽曲集 墺Koch

(超スピードの指揮者であるイギリスのコーツによる20年代の録音集大成である。どれも、つんの
めるほどの〜現代では行き過ぎた、と認識してしまうテンポ。しかし、そのダイナミックでドライな
解釈はやはりもっと聞かれるべきであろう。超異端の指揮者としてではなく。
曲目はかの時代にすると、現代曲である、ドヴォルジャーク、R.シュトラウス、レスピーギ、ホルスト
、ラヴェルなどあり、ドイツの「クラシック」はバッハ(エルガー編曲)、リスト、ヴァーグナー、ウェー
バー、フンパーディンクといったところか。)
mon.02.Mai  本日は小難しい内容の翻訳クラスに出席 後今月分の音源を仕入れに行く。



[本日購入 したCD]

@グラーフ指揮ザルツブルク モーツァ ルティウム管 モーツァルト:交響曲全集 Capriccio 13CD 16.99E


@ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルク モーツァルト:セレナーデ、ディヴェルティメント他集大成 Capriccio 10CD 16.99E


@バレンボイム指揮BPO ブルックナー:交響曲全集他 Warner 9CD 22.99E


@ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響 ヴェルディ:『オテロ』ドイツ語版全曲 獨Walhall 3.99E


@ヨッフム指揮バイエルン放送響 ビゼー:『カルメン』ドイツ語版全曲 獨Walhall 3.99E


@ヘンゲルブロック指揮バルシャザール=ノイマン=アンサンブル ハイドン:『天地創造』 獨DHM 12.99E


[本日聞いた音 楽]
しめて38枚も買ってしまったのだが、一体全体全部聴きとおせるやら。そういえば、昨年の今頃購入したバッハのカンタータ全集も20枚ほど聴いていない。 なんという不誠実さよ。

@ローゼンタール指揮モンテカルロ・フィル オッフェンバック: ローゼンタール編曲したバレエ曲他 Naxos
@ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルク モーツァルト:セレナーデ集 Capriccio
don.05.Mai  なんか急激に寒くなった。インド料理 食ったし、ビールも二杯飲んだけれども、寒かった。ぶるっ。気をつけないと。

[本日聞いた音 楽]
グラーフ指揮のモーツァルト全集はなかなかである。ようやくにして、「全集という纏まった形でのプロポーションの良い」演奏である。後期の有名な曲は勿 論、前期の無名なものまで、丁寧かつ、分かりやすい。ラインスドルフ、アリゴーリに続いてようやく満足できる全集に到達だ。
ケーゲル指揮ドイツ語版の『オテロ』、及び、ヨッフム指揮『カルメン』も、気合の入った、がっちりとして縦の線重視の「ドイツ的な」演奏。これも満足。 『カルメン』という曲をようやく再発見した感じ。
son.08.Mai  本日はドイツの敗戦=欧羅巴における第 二次世界大戦集結60周年記念。で、今、ドイツの大統領のくそつまらなく、常識的な(ま、当然といえば当然だが)演説が終わったところ。ドイツ人に言わせ れば、この大統領は牧師のような性格でまさに典型的なつまらないドイツ人らしい。
 それに彼の演説内容は外交的で失笑してしまう、自己弁護というか、自己評価というか。全て偽善で ある。そう、この偽善性が現在のドイツ人である。そんな簡単に一個の民族の個性なんかかわらんだろう、たわけ。

 そういうわけか、戦争に関する色々なドキュメントやら映画が放映されていたし、されている。一昨日と昨日にはイギリス(嘘)アメリカ・カナダ製作で『ヒトラー』を 見る。なに せ、ピーター・オトールがヒンデンブルク役(なんかなぁ・・・、どう考えても合わないだろう。)で出演していた。ヒトラー役はそれほど似ていなかったし、 それ故に珍妙に写った。興味があるのは、初期Nazisに経済面から支援しながらも、後にアメリカに亡命した。Ernst Hanfstaenglである。このドラマはかなり、彼及び彼の妻からの面からも描かれている。

 さてさて、その他には今日は母の日である。今から母親に電話をするところである。

 本日の新聞から:「10天皇陵の指定に疑問 50年代まで宮内庁が調査」というもの。天皇の陵墓の正当性や、指定にはかなり前からその存在が疑問視され ていたが、意外と、戦前、戦後も学術的に調査していたようだ。ま、こういうビビッドな問題は宮内庁とか右翼が五月蠅いから研究もなかなか進歩しないであろ うけどね。

 因みに今現在、バレンボイムのブルックナー二度目の全集は手をつけていない。どうも、聴きたいような雰囲気ではないので。心はやはりモーツァルトとなぜ か最近Jochumので味を占めた『カルメン』である。

 この週末に、小生のDiscographyの修正。クレツキ、モラルト、カイルベルトなどなど。


[本日聞いた音 楽]
@グラーフ指揮ザルツブルク モーツァルティウム管 モーツァル ト:交響曲

@モラルト指揮ヴィーン響 ヴァーグナー:『ジーク フリート』〜第一幕途中 獨Gebhardt

@パレー指揮デトロイト響 ビゼー:『カルメン』組 曲、『アルルの女』組曲他 米Mercury

@Barrios指揮メキシコ Aguascalientes響 Revueltas:管弦楽曲集 獨Naxos

(ラテンアメリカのりのりの音楽。我々がエキゾティックとして思っている彼の地の文化をまさに体現しているのが、これ。5 トラック目の"Noche de encantamiento (night of enchantment)"なんかまさにそれ。いやぁ、なかなか受けた。)

@カラヤン指揮VPO R.シュトラウス 英Decca

(若き獅子カラヤンが鳴らしに鳴らしまくったR.シュトラウスの音楽がこれ。熱き血潮はどうしても、私にとってはR.シュ トラウスの音楽とは思えないのだが、これは「カラヤンの音楽」として、極めて高く評価する。まさに、天晴れである。)
die.10.Mai  季節はずれの欝気味だが、ま、寒いから 故でしょうな。先週末からどうも、精神的にのりがわるくてですね。ま、天気のせいだからしょうがない。そのうち治るでしょう。


[本日聞いた音 楽]
@バレンボイム指揮BPO ブルックナー:交響曲第一番
(まったくもって聴く気をおこさせない演奏。なにせ、録音が表面的で、かつそれが分裂気味で流れている。解釈は勿論、バレ ンボイムだから五月蠅いにきまっているし、そんなの百も承知で購入したのだが、なにせ、このごそごそした録音が聴く気をなくさせる。これが、録音技師の 「技」なのか、それとも指揮者バレンボイムの「業」なのか?オケは勿論巧いのだが、どうにもこうにも、指揮者が音楽、特にこの作曲家に対する、愛情及び研 究の痕跡が感じられない。やっつけ仕事というか、はんこをおすだけのお役所仕事のような気がしてならない。自分は後世に対し、ブルックナー全集を二度まで も作成したのだ、という所詮自慢にしかこの録音〜しかも一曲〜から感じられない。申し訳ないが、音楽家たるもの、音楽に愛情を持ち、自分なりの研究をし、 それらの成果をぶつけてして欲しいものだ。もしかしたら、これがバレンボイムの今までのブルックナー解釈に対する「脱構築」なのか?そうだったら非常に悲 しい現状である。正直言ってこれ以上聴こうとする意欲をなくしたので、残りは後日。)

@モラルト指揮VSO ヴァーグナー:『ジークフリート』第二幕、第三幕

@クレンペラー指揮PO ベートーヴェン:『ミサ・ソレムニス』 EMI

(上記のバレンボイムに対して、曲に対して献身というか愛情、尊敬、そして自己主張をぶちまくったもの。深遠にして、雄 大。壮大。音楽及び音楽解釈はかくあられたし。)(なんと、amazon.deで第四位でHitする。)

@クーベリック指揮バイエルン放送響+BPO ウェーバー:序曲 集、クラリネット協奏曲第一番 獨DG eloquence
son.15.Mai  寒い。降雨。やる気なし。でも、するこ とは沢山。
 因みに今日はPfingssonntagである。

 昨日、ようやくにして以下の本を読破。殆ど生き返りの地下鉄の中で読んだのだけれども。正直言って、この人の書く文章は、日本のインテリ(日本に限らな いけれども)にしばしば見られる、ややこしい、かつダイレクトではなく、主題がいったりきたりで、自分のイイタイコトが分かりにくい。小林秀雄の『モオ ツァルト』をテーマに展開していくわけなのだが、どうにもこうにも、解釈というか、主題及び変容の一貫性が見られない。ただたんにページ数を埋める為のこ ねくりまわしか?そこが「本当のインテリである」吉田秀和と全く違うところである。因みに作者は岩波赤に、ホイジンガ、ツヴァイクの翻訳があるそうだが、 この文章を見る限りでは、翻訳も酷そうだ。

 さてお次は何を読もうとしようか。なにせ、明日も祝日なので。
 ということで、村松剛著『ジャンヌ・ダルク 愛国心と信仰』 中公新書を選ぶ。

高橋英夫著 『疾走するモーツァルト』 講談社学術文庫



[本日聞いた音 楽]
@モラルト指揮VSO ヴァーグナー:『神々の黄昏』 獨 Gebhardt
(再評価すべき演奏。確か、独りの指揮者で完成した最初のRing全曲だと思う。ライブ録音のようだが、恐らく聴衆入りの スタジオ録音かもしれない。ホルンの外しとかあるから、一発だけのスタジオライブ?聴衆ノイズは聞こえないし、正確な録音日が分からないというのも不思議 である。ジャケットにはGertrude Grob Prandlの唯一のブリュンヒルデ、と書いてある。尚、ボーナスとしてエルメンドルフ指揮のスヴァンホルム(ジークフリート)の『神々の黄昏』からの最 終場が納められているが、どうも、蛇足のような気がするなぁ。尚、このモラルト盤ではジークフリートはトレプトウが歌っている。音は少々ナローレンジなが ら、迫力は感じる。)

@マルケヴィッチ指揮フランス国立放送管 録音集大成Vol.2  フランスEMI
mon.15.Mai  本日はPfingsmontag、聖霊 降臨祭月曜日で、お休み。お隣のフランスでは祝日返上を制定したが、そんなの意味無しで、「実質上」祝祭日だったようだ。

 読書は昨日から開始した村松剛著『ジャンヌ・ダルク 愛国心と信仰』 中公新書を読破。
表紙写真は見つからず。

[本日聞いた音 楽]
 最近自分の中でプッチーニ・ルネッサンス。朝からカメラータ指揮キングスウェイ響による英デッカ『プッチーニ スペキュラキュラー』という映画音楽張り のプッチーニオペラの管弦楽編曲を聞く。もろに映画音楽ににあってしまった、というべきか?録音はPhase 4 Stereoで物凄いクリアー。
 お次はパターネ指揮シュターツカペレ・ドレースデンによる『Turandot』ドイツ語版抜粋(獨BerlinClassics)。元々抜粋のようだ が、異様なくらい緊迫したオケののり。「伝統的な」オケが恐ろしいくらい爆演している。お次のケーゲル指揮ライプツィヒ放送響による『ジャンニ・スキッ キ』ドイツ語版全曲(同BerlinClassics)は、あのケーゲルがイタリアオペラ、ということで期待するが、軍隊的な?いけいけどんどんで、かつ 妙に精妙なもので、楽しめた。
 まだ、全曲は聴いていないが不本意ながら聴き続けているバレンボイムのブルックナー。今日はようやく五番。CSOの第一回目の録音でもなかなか荒々しく てよかったし、このBPO盤も指揮者ンの愛情が感じられてようやく「!」ときた演奏であった。第六番は解釈が難しいであろうが、バレンボイムにしては意外 と普通というべきか、手の尽くしようがなかったのか、「悪く」はない。
 お次は先日より続いているマルケヴィッチ指揮フランス国立放送管による録音集大成Vol.3で、イタリアものである。ロッシーニの序曲集に引き続き、メ ンデルスゾーンの『イタリア』である。

sam.21.Mai  いつの間にか週末。
 今週は体調が悪く、先週からの不調が終に火曜日に爆発し、風邪をひいてしまった。最近蔓延しているからねぇ。だが、火曜日の夜に風呂はいって、ユンケル のんで、暖かくして寝たら翌日には快調。全快ではないものの、気も晴れて清々しい。
 木曜日の夕方から非常に暖かくなり〜ようやくにして!〜散歩も開始。家に居るよりも外出したい気分。あぁ、家にいたくない・・・。

 音楽もなぜか、プッチーニとか、ビゼーなんか聞いているし。一体どうなったんでしょうか?昨日なんか、『蝶々婦人』にちょびっと感動してしまったし(パ ターネ指揮ミュンヒェン放送管、RCA)。


[本日聞いた音 楽]
@ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響 ビゼー:『カルメン』ドイツ語 版全曲 独BerlinClassics

(Kegelの録音の中でも最初期に入るものであろう。1960年のばりばりな録音で、ドライな演奏が更にドライでぎこち ない録音であるがために、奇妙な趣を持っている。異端扱いするのは反対だが、やはり「普通で無い」ビゼーである。なかなか良いジャケットである。)
mon.23.Mai  いやぁ、しょっぱなからおおぼけかまし てしまいました。テクストが違う。以上。

 で、寒さはまだしつこく残っていたようで、気温表示の20度と実際は10度くらい違い、セーターをいやいやながら取り出す。一体全体。やれやれである。
 深夜近くに以下の本を読破。やや軽くて、それほどアカデミックではないが、あるひとつの旅行記、としてさらっと読めばよいかもしれないなぁ。

 辻邦生著 『美しい夏の行方 イタリア、シチリアの旅』 中公文庫



[本日聞いた音 楽]
@クレンペラー指揮 バッハ:ブランデンブルク協奏曲 米 VOXBOX
@アーベントロート指揮ライプツィヒ放送響 ベートーベン:交響曲第九番 獨BerlinClassics

fre.27.Mai  暑いっすねぇ。いきなり、これだもん。 既に30度超えていますよ。勿論、太陽が焼きついているし、電車の中は蒸して臭いし、日差しが強くてぐったりするけれども、夏が来たぞ!最高である。以前 の冬大好き、夏大嫌い、の人間の発言とは思えない。
 尚、明日は予報35度!うぅん、なんだかなぁ。

 でも、いいんです。これで、人間的で健康的で。この國に長く住んでいると本当に太陽が恋しくなります。南国への憧憬がふつふつと湧き上がります。色白の 肌を嫌悪します。もやし君にはなりたくない。

 この糞暑いのに、Wagnerです。一晩に一幕、ローエングリンを聴いていますな。ザーヴァリッシュのバイロイトライブもこの調子で最近聞いたし、今は ケンペの二度目のスタジオ。清涼感あふれる、極めてすがすがしいWagnerです。オケがやはりへろいけれども、この澄み切る美しさにはケンペの芸術性の 良い面が出ていると思います。

 地下鉄の中でもこのテクストを読んでいるけれども、台詞以外の「注意書き」が結構おもしろんです。Reclamの廉価版のテクストで当時3DMだったも の。
 作曲家自身はドイツ国外追放だったので、ヴァイマールでの世界初演の指揮者はリスト。リスト曰く、「Mit Lohengrin nimmt die alte Opernwelt ein Ende, der Geist schwebt über den Wassern, und es wird Licht.」
 ケンペのもザーヴァリッシュのもタイトルロールがジェス・トーマス。本当はヴィントガッセン当たりがいいんだけれども、カイルベルト指揮のバイロイト祝 祭の録音は(私のはTelefunken/Warner)で録音がナローで聴くのが辛い。でも、最近3CDで同録音がNaxosから出たので音質は大いに 改善されている可能性あり。買うべきか、買わざるべきか。


[本日聞いた音 楽]
@ケンペ指揮VPO ヴァーグナー:『ローエングリン』〜第三幕
sam.28.Mai  本日もおあつうございます。
 余りの暑さで洗濯物は直ぐに乾くし、太陽が焼け付くほどに眩しいし、部屋の中は意外と快適なのだが、シャッターを上げて、バルコニーに一歩出るや否や、 怒涛の様なもわ〜という暑さ。予報ではこの暑さは、明日日曜日までしか続かないようであるが、それでも、その後20度台に「収まる」ようだ。


 本日は、ドイツのバリトン歌手、ディートリヒ フィッシャー=ディースカウの80歳の誕生日。仏独合同の芸術系TV番組のARTEで、10年前に作成し たドキュメントを見る。有名なものから、彼のプライヴェートのアーカイブの映像までなかなか、興味深かった。ベーム指揮の『ドン・ジョヴァンニ』(恐らく ブタペシュトでのDGスタジオ録音)のプローベ、恐らくザルツブルクのライブであろう、『アラベラ』(動いているカイルベルト!!!)、フリッチャイ指揮 の有名なドイツ語版でのライブ『ドン・ジョヴァンニ』、これまた有名なショルティのRingにおけるスタジオ・プローベ。
 他の共演者には、ムーア、ブレンデル、リヒター、ザヴァリッシュ(ピアノ)、奥さんのヴァラディなどなど。もう、歌手としては引退してしまったけれど も、やはり凄い芸術家ですね。


[本日聞いた音 楽]
@ベーム指揮ヴィーン国立 ビゼー:『カルメン』ドイツ語版全曲  独Cantus
(敵国しかも、ユダヤ人音楽家のビゼーを戦中末期にライブで録音できたのが不思議・・・。)

@リリング指揮 ベートーヴェン:オラトリオ『オリーブ山上のキリ スト』、ミサ曲ハ長調、
@マリナー指揮 シュターツカペレ・ドレースデン ハイドン:ミサ曲『聖なるミサ』、『ネルソンミサ』 独EMI
die.31.Mai  日曜日の29日は小生の知り合いの二人 の誕生日。その他にはあのアーベントロートの命日。

Werner Egk

Wolfgang Fortner

 本日は、作曲家の自作自演のCDを聴いている。一番多いであろうものはやはり、R.シュトラウスだが、ステレオまであるのはヒンデミットとか、エック、 フォルトナーである。ヒンデミットの方は最近DGGからBOXで彼の自作自演集が集大成として出た。エックのほうはこのBerlinClassicsのほ かに、DGからも出ている。フォルトナーは唯一?で、ガルシア・ロルカの『血の婚礼』〜ケルンでヴァントが初演〜のもの。エックは「ドイツのストラヴィン スキー」という渾名で有名だが、本家よりももっとザッハリヒな感じ。あそこまで恥ずかしい音楽ではない。エックは一時期よく取り上げられたが、最近は劇場 では取り上げられないのかな?


[本日聞いた音 楽]
@ヒンデミット指揮ヒンデミット BPO 独 Teldec/Warner
(1934年の非常に緊迫した時の録音。カップリングは同オケを振ったストラヴィンスキー指揮ストラヴィンスキー)

@ヒンデミット指揮ヒンデミット BPO 米DG

(上記でも同じ曲の彼の代表作『画家マチス』。戦前の上記の録音はかなりダイナミズムのあるものだったが、1955年のこ の録音は結構おっとりして、一種ふくよかな演奏でもある。)

@エック指揮エック、フォルトナー指揮フォルトナー ベルリン放送 交響楽団 独BerlinClassics

(オケの冷徹な解釈はやはり「指揮者」エックの才能であろうか?エックでもフォルトナーでもAmazonで余りヒットしな い。)

@ヘルヴィヒ指揮ベルリン響、ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響 ハ ルトマン:交響曲集 独BerlinClassics

(比較的分かりやすい近代ドイツの音楽家の交響曲。ヘルヴィヒのほうは第五、第六番で、ケーゲルのは第八番。)

@ケーゲル指揮ドレースデン・フィル ブラッヒャー:管弦楽の為の 協奏的音楽、パガニーニ変奏曲、ピアノ協奏曲第二番 独BerlinClassics

(ケーゲルの、そしてブラッヒャーの代表作を集めた好アルバム。ケーゲルの冷徹で冴えわたる解釈が見事。尚、第一曲目は戦中にシューリヒトがBPOを指揮 して世界初演したもの。ジャズのイディオムを使用したノリノリのこれほど分かりやすい音楽は、オルフの『カルミナ・ブラーナ』ほどではないけれども、ダイ ナミズムを利用した面白い例かもしれない。ただ、少々陰気くさいからオルフほどの「有名」曲(「名曲」という範疇にあらず)の位置には届かないのも事実。 「音楽的」にはこちらのほうがよっぽど上なんですが。こういう面白い〜珍奇、奇を衒った、という意味ではないです)曲を聴くともっともっと「近現代音楽」 も聴かなければならないと思うし、音楽家も自身でもっとレパートリーを広げて欲しいと思う。)


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