"Und morgen wird die Sonne wieder scheinen..."

[Diary; Tagebuch; Diario; Journal; 日記]


「そして、明日も又太陽は昇るでしょ う・・・」という歌曲の一節からとった
この項は小生が日 頃何を聴き、何を考えているかを記す場所です。


[richard w.]
[A.D. 2009 / Heisei 21 / Kôki 2669]

February

=> Last modification: [15.02.2009]


sun.01.02.2009  月日が過ぎるのは本当に’速い’もので、一月は終わり(なんやかんやと夢中で過ごしている気がする)、二月も開始。
 流石に、仕事がある日は、オペラなどの長いもの、時間がかかるものは殆ど聞く時間・機会がないので、そういったものは、週末に一変に片付けてしまうのではあるが、今週は仕事疲れからか、殆どベットにいたような気がする。
 もったいないのは分かっているのだが、やはり体は資本。肉体労働をしているわけではないが、朝から夕方までPCに釘付けだし、集中力も必要。よって、肩腰の疲れは尋常ではない。

 本当ならば、土曜日にもオペラを聞きたかったのが、スタミナがなく、ワイルのハイドンを中心に聞いていた。また、先月に買ったシャイーのマーラー全集も、BGMながらゆっくりと聞いていて、2/1現在、全てを聞いたわけではない。

 先月聞いた中では、新しく購入した、ケンプのベートーヴェンPCの第一、第二協奏曲、ブロムシュテットのヒンデミット、そしてワイルのハイドンであった。
Sinfonie 45, 46, 47Joseph Haydn: Paris Symphonies Nos. 82, 83, 84 [US-Import]
Pariser Sinfonien Vol. 2Haydn: Symphonies Nos. 88, 89, 90 [US-Import]

<本日聞 いた音楽>
 カイルベルト指揮バイロイト祝祭管 ヴァーグナー:『さまよえるオランダ人』 独Walhall
Wagner: Flying Dutchman [UK-Import]
 有名な、そして先年Testamentよりオリジナルのステレオが発売されたDeccaのものではなく、その翌年の1956年の実況。
 Warnerのものは、録音がいかんせん酷く(レンジが狭すぎて、ヒステリックな音しかでない。それでも、この巨匠の凄味は勿論味わえるが)、それほど楽しめなかったのが正直なところだが、このドイツプレスのWalhall盤は凄まじい。
 モノーラルだが、ステレオプレゼンス感もあり、更に祝祭劇場特有の音響のよさもあいまって、殆ど、モノーラルだけのステレオ時代の録音のようだ。
 臨場感たっぷりで、音響の少ない楽器などもクリアーに聞こえる。

 歌手も全てが完璧で、脇役の水夫までも、良い味を出している。ロンドンの題名役の深み、トラクセルのエリックの軽さ、ヴァン・ミルのオランダ人かと思うほどの凄味さえあるダーラント、そして、最高は性格歌手ともで形容したい、御存知ヴァルナイのゼンタ。

  指揮も凄い。この年は確か、クナと『オランダ人』を二分したはずだが、カイルベルトだって、ひけをとらず、クナには無い魅力を存分に出している。カイルベ ルトは剛毅、男性的な指揮振りだが、この演奏からは勿論彼の長所を最高に表出しているのみならず、細かい微妙な綾とでもいうような、テンポ、オケを伸縮自 在にコントロールしている。その最たるものは、有名な『ゼンタのバラード』で、テンポをがっちりと落としていながらも、ヴァルナイとさしで勝負しているか のような、丁々発止が楽しめる。こんなにフレキシヴィリティのある『バラード』は恐らく初めて聴いたであろうし、それをヴァルナイが存分に彼女の声を出し ている(張り上げている、ではない)。

 オケもこの巨匠のもと、オケが指揮者に対して尊敬と信頼を感じさせる上出来すぎるほどの完璧さ。
 欠点がみられない、自分にとっては、最高の『オランダ人』であった。とても楽しませてもらった。
sat.07.02.2009 早くも一週間が過ぎた。更に、週末はもっと早く過ぎる。
 本日は、今月分のCDを「調達」に。



<今月分のCD>
Ludwig van Beethoven: Symphonien Nr. 1-9
@ヨッフム指揮ACO ベートーヴェン:交響曲全集 Philips 26.99E

Sinfonien 1-7 (Ga)/Valse Triste
Sinfonien 1+7Sinfonien 3,6
@ブロムシュテット指揮 SF響 シベリウス:交響曲全集 Decca 17.99E

交響曲全集(41曲) ヤープ・テル・リンデン(11SACD) Multichannel
@リンデン指揮アムステルダム・モーツァルト・アカデミー モーツァルト:交響曲全集 蘭Brillianct Classics SACD 6.99E

Richard Strauss: Elektra
@プレヴィターリ指揮ローマRAI管 R.シュトラウス:『エレクトラ』 独Myto 3.99E


<本日聞 いた音楽>
 ボンガルツ、ケーゲル、スィートナー指揮によるヒンデミット
Orchesterwerke
  ジャケットは違うが、中身は一緒のもの=B.C.はよくやる。ボンガルツの『気高き幻想』はオケが弱いが、例に寄って剛毅なもの。こういう演奏だと、ヒン デミットがなんだかんだいって、ドイツの伝統をもったドイツの作曲家であることが分かる。ケーゲルの『白鳥を引く男』はヴィオラともども、かなりドライな 演奏だが、この曲のもつ面白さを十二分に味合うことも出来るし、新たな「発見」もあった。スィートナーの『ウェーバー変容曲』は逆に、ヒンデミットのもつ ユーモアと彼なりの浪漫を堪能できた。
 三人異なる解釈ながら、やっぱりヒンデミットは面白かった、というCD
son.08.02.2009 あっという間に、週末が終わってしまう・・・。なんたること。
 掃除も、洗濯も、磨きもしていないではないか!
 本日も、例によって、音楽を聴いて、カップ麺を食し、オペラを聴いて、プールへいって、いつもの韓国料理へ行って、帰宅する。あぁ、なんか刺激がないなぁ。



<本日聞 いた音楽>
 E.クライバー指揮バイエルン国立管 ヴァーグナー:『トリスタンとイゾルデ』
Richard Wagner: Tristan und Isolde
 これ、同じ時期のクナッパーツブッシュのものとオケはもとより、歌手も似ている。しかし、残念ながら、手許にないために、比較が出来ないのが残念。Knaのほうは、彼唯一のTristanだし、彼のWagnerはなんでも視聴に値するのだが・・・。
  大クライバーのは、残念ながら、音がやや弱いのと、「駄目な時の」クライバーで、それほど面白みに欠ける。録音が、悪いせいなのかもしれないが、どうにも こうにもルーティンで、ある激しいもの、なんというか情動的なもの、そしてエロティックなものがそれほど感じられない。
 以前の視聴記では、それなりによかった、感想をもっていたのだが、どうしたことか?


 ブロムシュテット指揮SF響 シベリウス:交響曲
Sinfonien 1-7 (Ga)/Valse Triste
 昨日購入したものを、早速全て視聴。これはいい!素直にいい!ブロムシュテットは大好きな指揮者だし、コンサートがあれば、是非行きたい指揮者の一人だが、批判的なものとして、やや叙情味に欠け、一本調子というのが、私でも分かる。
 例えば、彼のライブでのブラームスとか、巷間有名な、ベートーヴェン全集とかマッシブで男性的なものは良い点だが、もう少々浪漫というか、ふくよかさ、ぬくもり、エロスが欲しいもの。
 その面で、先日買ったヒンデミット、そして、彼のニールセンは最高だし、このシベリウスではどう捌くか期待して買ったもの。
 答えは大満足!
  特に、或る意味予想できる、第一番、第二番はもとより、もっと深く、沈鬱というか、もろにシベリウス色が出る、後期の作品では、その凝固された形式と、彼 のつかみどころのよさ、そして、良い意味でのモノトーンさ。更には、彼には珍しい解釈の自由さ(テンポの遅さ、そして第四番でのチューブラベル!使用)な ど、他では味わえないブロムシュテットの妙技を堪能できた。
 特に、第一、第四、第五、第六が素晴らしい!

 
sat.14.02.2009 昨日は、先日CDを「調達」しに行った時の第一候補であった、シャイーのブルックナーを「ひきとり」に行く。
 正直言って、先月購入した彼のマーラー全集はそれほどの出來ではなく、余り共感、感動しなかったので、躊躇はしたものの、ネットのコメントではなかなかのもの(マーラーと比して)らしいので、やや失いかけていた自信を取り戻して、購入決定。
 その出來はいかに?

 全集を集めることだけに集中しているわけではないのだが、ブルックナーの場合、他にハイティンク、ショルティ!(?)、現在進行中のD.R.Davies、同じく進行中のNaxosのものと、Oehmsのものも興味ある。
 マーラーだと、ハイティンク、ベルティーニ、現在進行中のジンマン、そしてそしていつかは絶対に手に入れてやるシノーポリのものか。ラトルのは安くても興味ありません。



<今月分のCD>
Sinfonien 0-9 (Ga)/Ouvert・e G-Moll
@シャイー指揮ベルリン・ドイツ響+ACO ブルックナー:交響曲全集 独Decca 44.99E



<本日聞 いた音楽>
 シャイー指揮ベルリン・ドイツ響+ACO ブルックナー:交響曲全集
 上記シャイーのブルックナーを聞く。相変わらずデッカの録音は、アメリカ的できんきんして、Philipsで有名なそれ、そして、コンセルトヘボウの音がシカゴや8スタでの録音のよう。
  まぁ、それはいい。マーラーでは大いにがっかりさせたシャイーだが、このブルックナーでは意外に良い。彼の良さーふくよかさとか、叙情味はACOよりもベ ルリン・ドイツ響。マーラーよりもブルックナーの方が良いという結果になりそう。現在シェフを務めているGOLとの相性はどうなのかわからないが= GOL:は興味ないので、ACOの二の舞にならなければ、少しは注目してみたい。

 珍しい「序曲」、そして、ヴィーン稿による第一番の録音も期待以上に良い。おもわずリピートをしてしまった。
 
son.15.02.2009 本日も、家事をして、その後水泳に。いつものパターンだが、まぁ、水泳は気持ちが良いものだ。



<本日聞 いた音楽>
 シャイー指揮ベルリン・ドイツ響+ACO ブルックナー:交響曲全集
  午前に起きて、そのまま、寝起き状態で、第六番を聞く。これまぁ、凄い!吃驚しましたよ、シャイーさん。マーラーの時には、勉強不足だったのか、共感不足 だったのか、全然感動しませんでしたが、ブルックナー、そしてこの彼岸のような曲の六番をこれほどまでにねぇ。これほどまでに美しいのはチェリビダッケ以 来か?そして、セクシーさもありますなぁ。
 それでいながら、「旧来の」ブルックナー伝統も崩れていないのが素晴らしい。ACOも、クレンペラー?、ヨッフム以来の録音だとは思うが、シャイーの色を十二分に反映してか、なかなかに明るい音色となっているが、決して形式を壊していない。
 特に第二楽章に感銘したし、第四楽章も、少々デフォルメしていて、普段聞きなれているものよりも面白さが増大。

 ツィーリヒ指揮フランクフルト放送響 ヴァーグナー:『リエンツィ』全曲 独Cantus
Wagner: Rienzi (Gesamtaufnahme) (1. Teil) (1. und 2. Aufzug) (Aufnahme Frankfurt 1950) CD
  正規?盤ではないのだが、2x2CDのもので所持。問題あるスコアも、50年代のものとしては上出来。他の演奏では、かなりカットして、1時間半で終わっ てしまうものもあるのだが=クリップス、ヘーガー、これはバレエも完全ではないものの、録音しているし、演奏クラスも、デジタル時代に有名となったフラン クフルト放送響の薄いオケとは違って、かなり厚目の響。
 シェーンベルクの弟子のツィーリヒは、評価が分からない指揮者だが、ここでもあっさりとしていたと思ったら、急にドライブしたり、やる気ないとみせかけて、次の瞬間、熱くうなったりと、全体的にはまとまりに欠けているかもしれないのだが、「面白さ」としては合格。
 歌手では、題名役のトレプトウが少々クセの或る歌い方ながら、まぁまぁ。イレーネのエイペルレは少々お疲れモードか?アドリアーノのシュリューターが劇的なもので、彼女のエレクトラ同様大いに共感を持った。


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