"Und morgen wird die Sonne wieder scheinen..."

[Diary; Tagebuch; Diario; Journal; 日記]


「そして、明日も又太陽は昇るでしょう・・・」という歌曲の一節から とった
この項は小生が日頃何を聴き、何を考え ているかを記す場所です。

 
[W. A. Mozart]

[A.D. 2006 / Heisei 18 / Koki 2666]

February; Februar;

[Last modification: 26.Feb.2006]


mit.01.feb.  早いのぉ。既に2006年も一ヶ月経ってしまった。でも、今週末はようやくのんびりとして過 ごせることが出来るはずだ。どうせ、オペラ三昧の週末になるのではあろうが。そうだ、Ringでも久々に聴き始めようとしようか。カイルベルトにしよう か、ベームにしようか、それとも、モラルトのものにしようか。興味は尽きない。

 また、腰痛がでてきた。きっついなぁ。


<本日聞いた音楽>

 アーノンクール指揮WCM バッハ: 『マタイ受難曲』 独Teldec
(昨日は結局、第一部しか聞けなかったので、本日改めて第二部を聴く。)

don.02.feb.  腰痛に負けずに!

<今月購入のCD>

@Suitner指揮シュターツカ ペレ・ベルリン ヴァーグナー:『ローエングリン』抜粋 独BerlinClassics 6.99E


@ヤノフスキ指揮PO ヴァーグナー:『タンホイザー』抜粋 Warner 4.99E (右はオリジナルジャケット)


@シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレースデン シェーンベルク管弦楽曲集 Warner 4.99E
 (右 はオリジナルジャケット)


@シノーポリ指揮シュターツカペレ・ドレースデン ベルク管弦楽曲集 Warner 4.99E
 (右 はオリジナルジャケット)


@レオンハルト指揮 バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集 Sony 3.99E+3.99E
 (右 はオリジナルジャケット)


@Collegium Aureum バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集 dhm 7.99E


@Collegium Aureum バッハ:管弦楽組曲全集 dhm 7.99E


<本日聞いた音楽>

 ヤノフスキ指揮PO 『タンホイザー』 抜粋
 (これは、「優しい」演奏だ。ケンペの『Lohengrin』のようなたおやかなもの。全く焦らず、煽らず、押し付けず。すーと、耳に入るが、やはりど うしても、残るものが無い。これはこれで良いのかもしれない、Wagner演奏であった。)

 Suitner指揮シュターツカペレ・ ベルリン Wagner『Lohengrin』抜粋
 (どすの利いたもの。抜粋版が残念なほどの凄い演奏だった。ただ、歌手がハインリヒ王のアダム以外はどうにもこうにも印象が薄い。特に、主役二人が歴戦 練磨の歌手と比較すると、しょぼすぎる。指揮は流石だ。押し出しというか、下から突き上げるものがある。オケも最高。)

 Collegium Aureum バッハ;管弦楽組曲
 (正直言って、全く期待をしないで購入したもの。だが、しかしである。これは最高の意味で裏切られた。年代が69年なので、演奏も中途半端で録音もへろ だと思っていた。が、一言でこの演奏をいうなれば、実に愉悦を感じる演奏だ。音楽家がドイツ語の言うところのMusizierenをしており、合奏をして いるのだ。音楽を聴く、という行為は人それぞれ違った意味で楽しむのだが、この演奏を聴いていると、作曲家の芸術を手に取り楽しんでいる様子が分かる。こ ういうのはなかなかお目にかかれないのが現状だ。演奏も実にお見事。60年代後半であれだけの演奏が出来れば憂愁だ。最近の演奏、特に古楽器の演奏はその 過激さゆえや、学究的だけで、音楽を聴く楽しみに欠けたものが多いのだが、これは丁寧で宜しい。録音もリマスターが異常にクリアーになされており、楽器と 楽器の間の呼吸が聞こえるかのようだ。今まで聞いた同曲の中で最高の演奏であった。)

son.05.feb.  腰痛はなんとか自己回復したみたいだ。週末も結局、読書とオペラ三昧だ。

 リード・スルーしたのは
 #西山清著 『聖書神話の解読 世界を知るための豊かな物語』 中公新書

 この手のもので、一番手っ取り早く聖書の全体像を把握できる。著者の専門はイギリス文学(イェーツ、キーツの専門家)のようで、生粋の聖書専門家ではな い。しかし、嫌に説教的で批判精神の余り無い、専門家の文章よりも一歩離れて客観的に書かれて非専門家の観察が面白かったりするし、事実そういうのが他の ジャンルでも多い。参考文献は全て英語で書かれているもので、その意味では一種の限界を感じさせられるが、翻訳や和書を扱わない分、イギリス的な見方を味 わえるのかもしれない。文字通り「解読」で、聖書の中での記号を読み解くのはなかなかスリリングでもある。また、美術などに描かれた作品からのアプローチ もあり、そういう意味でも神話理解に一役買っている。新書という字数、ページ数が限定されているなかでも、なかなかに読み応えがある一冊であった。

 昨日はTVで『マトリックス リローデッド』を見るが、ネットをしながらだったので殆ど集中できなかった。また、もう一度見ないといけないな、これは。

 某怪しげなドイツの廉価オペラCD版販売のLineよりSanderling指揮によるロシア語版!による『フィガロの結婚』が出るそうだ。



<本日聞いた音楽>

 ブーレーズ指揮バイロイト祝祭管  『ヴァルキューレ』全曲 Philips

 (バイロイトの実況で話題を惹き起こした上演のもの。基本的にドイツ・ドイツしておらず、すっきりとした見通しの良い演奏はブーレーズの何時ものもの。 しかし、Wagner上演に不可欠の「煽り」もしっかりあり、或る意味で脱ロマン派化した演奏、曲の性格よりも曲の構造を綿密に披露するものである。歌手 がそれほど伝説的な歌手と比較すると遜色を感じられるのは否めないのだが、「新しい」意味でのWagner演奏では不可欠な者ばかりである。G.ジョーン ズのブリュンヒルデはやや違和感を、その明るさから感じられし、非ドイツ語圏の歌手ばかりであるのも、違和感・いや違いの明確さを出している。)

 
前日は勿論、同演奏で『ラインの黄金』 を聴くが、曲が曲なので、それほど楽しめなかった。また、昨年購入した、アンチェル指揮チェコ・フィルによるドヴォルジャーク八番 (Praga/harmonia mundi)も音の悪さ、演奏の面白く無さで憤慨ものであった。これは、凄いな、とおもったのが、バルシャイ指揮によるマーラー交響曲第五番によるライブ (ブリリアント)。若手ミュージシャンの作るフレッシュさと、名匠による枠組みをがっちりと抑えた、構築的なマーラーであった。音楽をしている楽しみを味 わった名演奏。


(左が、今年2月に出る予定の新装版。でも、いまいちシリーズの根本的意図が図りかねる・・・)
 
コッホのDisを改訂していたら、聞き たくなった。日本盤でリマスターも解説も無いのだが、(徳間の廉価版ね)大風呂敷ならぬ、大時代的な演奏でびっくらこく。テンポの遅さと、余り巧くないの だが、目いっぱいオケを鳴らし、重いものを担いでいる感じがして、聴き応えがたっぷりある。爽快さのアンチテーゼにあるこの旧式演奏だって、音楽の本質を 突いているとは思うけどな。尚、日本版はこの超有名曲が2CDに分かれており、『王宮・・・』の方には協奏曲がカップリングされている。

 お次は珍しくもベルリオーズ。久しぶり に取り出してみた。

C.Davis指揮ロンドン響他 ベルリオーズ:序曲集 Philips
 (管弦楽法の変態的天才さが一つの世界に凝縮された序曲集。面白さやわけの分からなさでは一押し。ベルリオーズの名匠であるDavisがずんちゃずん ちゃで、いけいけの演奏をしておる。Philipsの異常に拡がりを感じる録音も凄い。CDデッキがPhilipsだから相性が良いのか、それとも録音が ただいいだけなのか?)

 お次もカラフルな曲を。おなじみラヴェ ル編(これしかもっとらんのです)による『展覧会の絵』。と『禿山』

(ジャケットはB.C.のもの。こちらのほうがクールである。)
 マルケヴィッチ指揮GOL 独Ars Vivendi
 (正直言ってなんで、マルケヴィッチの演奏が旧東独にあるのかが不明だが、彼は頻繁に海外で演奏活動したから、別に東も西も関係ないのかもしれないのだ が。面白いのが、マズア支配下のGOLで録音しているもので、凡庸なGMDからは創造できないような、「旧東独的」艶かしい音楽を創造している。オケの弱 さ、楽器の平凡さの限界はあるものの、鬼才にはそんなのお構い無しで、独自の音楽を構築している。流石である。明日は同じく旧東独のものでケーゲルの同曲 を楽しもうか。)

don.09.feb.  毎度の降雪・積雪。

 Asahi.comよ り日本の作曲家の伊福部昭氏が亡くなった模様だ。私は多聞に漏れず、彼の「ゴジラ」しかしらないのだが、Naxosからも彼の曲が出ている様子なので、是 非機会があれば聴いてみたい。


<本日聞いた音楽>

 アーノンクール指揮VCM ハイドン: 宗教曲集より 独Teldec
 (昨年度の自分のアカデミー賞の一つに輝いたもの。やはり、アーノンクールは現代の巨匠であり、その面白さと研究の成果が多いに出ている演奏は聞きもの である。)

don.16.feb.  先週の土曜日から風邪をひいていまして・・・。日曜日に寒い中散歩なんかしたから余計酷く なってしまって。で、珍しく殆ど一日寝ている日が二日ほどありまして・・・。でも、もう大丈夫。というか、大丈夫にいないといけないだろう!おい。咳及 び、鼻水、咽喉の痛みがやはり最後までくる。

 ま、今週末は暖かい良い週末を迎えられますように!

 暖かい。5度くらいか?コートは重いし、うざい。すなわち、北国にも徐々に春が訪れてきている(現在進行形)、ということなのかな?

 久しぶりに更新するから、文章を書く気持ちが昂ぶっている。うずうずしているのかな。本日は、両親が送ってくれたスモールパケットが到着。やはり、なん といっても、気持ちが嬉しい。日本食が殆どの内容なのだが、実に壺を得ているというのかな。カール、日清カレーカップ麺、ソース焼きそば、ピリ辛秋刀魚、 インスタントスープ、梅干のようなもの、お茶漬け、えびせん、パスタ・ソース、鰻、あじのひらき、などなど。日本に住んでいるときには、それほど感動しな かったものなのだが、それが当たり前ではないこの環境では、本当に有難い。残念なことは、それらが直ぐに無くなってしまうことだ。
 では、お次の獲物は何にしようかな・・・。

 その他には、朝日新聞の切り抜き、asahi.comに掲載されていないものである。後は、なんと古畑任三郎の新春SPのビデオ。早速、今晩見ようとす るかな?


<本日聞いた音楽>

 最近『新世界』にはまっちゃいまして ね。といっても、ホーレンシュタインのものだけなのだが、ここ最近だけで、3-4回は聴いたかな。のりのりで、熱く咆哮するRPOの管楽器に最高に打ちの めされました。土俗性は曲としては存在するのだが、演奏では、メカニックというか、豪快なる荒削りな匠の技に感銘しっぱなし。第三楽章なんか、縦の線が あってないところが、「それらしさ」を助長する。

 先日C.Davisのボックスで火がつ いたBerliozへ。マゼールのクリーヴランド時代の録音で、レクイエムを。既に購入して一度聴いてから数年が経つのだが、今の今まで一度しか聴いてこ なかった。でも、新しい曲をどしどし聴かないと。せっかく持っているんだから!でも、聞いたかんじ、どうも、ぴんとこない。ゴージャスで、金と人数がか かっているのはわかるのだが、それが直接琴線に触れるとなると、別問題なのは良く分かっている。カップリングは合唱の為の歌?と葬送と勝利の大交響曲。こ れらもなぁ・・・。ま、いいんだけれども。

sam.18.feb.  雨模様。暖かい。先日予約していたCDが到着した手紙が来たので、購入しに行く。

<今月 購入のCD>

(右は旧ジャケット)
@ブーレーズ指揮BBC響 ストラ ヴィンスキー:オペラ『夜鳴き鶯』第一稿? Warner 4.99E


@アルバート指揮バイエルン放送響 プッチーニ:『蝶々婦人』(ドイツ語版全曲) 独Walhall 3.99E


@シュタインコップ指揮ベルリン大放送響 プッチーニ:『ボエーム』(ドイツ語版抜粋) 独Andromeda 1.99E

<本日聞いた音楽>

 以前TVでたまたま見た、ストラヴィン スキーの『夜鳴き鶯』のCD及び音楽をようやくにして堪能した。曲はなんともいえないエキゾティックなもので、また、のりのりのストラヴィンスキー特有の リズミカルでダイナミズムな音楽。ブーレーズの指揮ぶりもいつもの凄すぎるほどの明快さ。でも、以前はビデオクリップもどきのTV版でこの曲をみた時以上 の感銘は受けなかった。やはり、映像はスペクタクルだからであろうか?収録時間が46分だけのは残念である。

 お次は私の中で再評価が著しいプッチー ニ。ドイツ語版のしかも、抜粋で戦中の録音だがそんなのおかまいなし。美しい旋律の否定は過去も未来も無い。高音がかすれがちだが、1942年の割りにか なり録音状態が良いのは流石である。それにしても、プッチーニを聞いているとなんとなく、まったりするのは気のせいか?

 連荘で甘党プッチーニを聴くのははばかれるので、或る意味ドイツ的甘党のブルッフの交響曲を。コンロン指揮のEMIによる全曲で、第三番を。天才的発想 や構成などというのには抵抗感があるが、亜流シューマン、メンデルスゾーン、ブラームスの如き盛期ロマン派の、やや田園的とでもいう朗らかで屈託の無いシ ンフォニーである。しかし、たまらないくらい耳に「気持ちよい」のである。カップリングはこれまた、甘いもの。シュレーカーの『大オペラのための前奏曲』 というマイナーな曲。同じ甘さでも、世紀末的な危うさ、退廃さを感じさせるものである。エロスを感じさせる、といった方が良いか。流石はシュレーカーであ る。でも、同じ調子で22分は長いと感じる。そこが彼の限界か


son.19.feb.  昨晩は結局、最後までみてしまった新春SPの古畑任三郎。イチローが犯人役の回。久しぶりに 日本の最高のドラマを鑑賞。正直言って、ストーリー展開の無理さと、人物の洞察がやや劣っているとはいえ、流石に三谷の脚本・演出だけあって、面白く見れ た。イチローの役者振りは多少無理があるが、逆に素人っぽく、変に格好つける二流タレントよりも好感がもてた。あの演技は素ですな。
 相変わらずいい味をだしている、正和の古畑と、でこがさらに広くなった今泉君の西村雅彦はベストキャスティングであろう。

 昨日購入した『蝶々婦人』を。これ、大体日本人にとっては「国辱物」なので、大抵の日本人は好感がどうしてももてないであろうし、事実自分もそうであっ た。しかしながら、最近は考えを改め、しょぼい筋は別としてプッチーニの作る音楽は流石である、というようになった。気合の入りまくった甘さ、とでも言お うか。盟友のSuzumeさんの見事な解説はこちら


<本日聞いた音楽>

 アルベルト指揮バイエルン放送響 プッ チーニ『蝶々婦人』(ドイツ語版全曲)
 (オケの巧さが光る。ドイツ的骨格がしっかりとした演奏には好き嫌いが分かれるであろうが、私は根っからのイタリア・オペラファンでもなければ、ドイツ 的な演奏を好むので、こういうのは大好きだし、その実、この演奏はかなり高度な出来上がりである。メロディーよりも対位法を重視するのはやはりドイツと いったところか。アルベルトの指揮も優秀なオケと共にお見事に尽きる。歌手では題名役でケンペの奥さんだったリンダーマイアーがやや弱いが、か弱い女性を 表現していると思う。他はバイエルンでの地元歌手が大勢。録音も、すこぶる良い。)

 イタリアそれも、プッチーニばかり聞く のもひくので、本家のドイツもの、Wagnerへ帰る。ザヴァリッシュのバイエルン国立歌劇場でのWagner祭のライブの模様から初期の作品二つを。

 ヴァーグナー:『恋愛禁制』、『リエンツィ』 独Orfeo
 初期の作品二つだが、この二つだけでも、格段の違いがある。勿論、Sujetが喜劇と、大悲劇という違い、年代、場所、主題の違いを覗いても、歌唱、テ クスト、オケの使い方の成長、発展が著しい。
 ただし、オケの精度と録音はこの年代にしては最低。珍しいからって適当にだすな。いい加減すぎる商売根性。哲学の欠片も感じられない。

sam.25.feb.  プッチーニ節に惹かれたのか、それとも、アイススケートでプッチーニが流れていたせいなのか、 イタリアオペラへの道が開かれた。といっても、プッチーニじゃなくてヴェルディなんだけれども。

<本日聞いた音楽>

 エレーデ指揮ジュネーブ大オペラ座  ヴェルディ:『トロヴァトーレ』 Decca
(ジャケットは薄型2CDのもの。)
(これ、日本では有名な盤だそうだが、Amazon.deを見る限り、賞賛も褒貶の言葉も見当たらない。例によってDeccaのごりごりアマチュア録音だ し、オケもそれほど巧いとはいえないのだが、指揮者Eredeがなかなかにしなやかな作りを醸し出している。Del Monacoのマンリーコ、及びTebaldiのレオノーラは言わずもがなのDeccaゴールデンカップル。Simionatoのアズチェーナだって、な かなかです。やはり、歌がありますなぁ。この時代の録音は。因みにこれしか、原語版の録音は持っていない。)

 カイルベルト指揮ベルリン国立歌劇場  ヴェルディ:『マクベス』(ドイツ語版全曲) 独Walhall
(御存知、カイルベルトが振った珍しいイタリア物。が、びっしりと縦の線をあわせるやり方は流石ドイツ・ドイツのカペルマイスター型のそれなのだが、突然 なんともいえぬ、トリスタン的な煽りがあって興味深い。録音は残念ながらそれほど良いとはいえないのだが、一種軍隊調で、きっちりとしていながらも、感情 の爆発というような「荒さ」がある。

 マズア指揮GOL ブルッフ:交響曲第 三番、ヴァイオリン作品集(アッカルド) 独Philips

(あわせ物になると、ようやくまじめにやる気が出てくるマズアで、少しは深みが出てくる。こてこての甘いロマンティックなヴァイオリン曲はやはりブルッフ に限るか?ヴァイオリンのラフマニノフ、ドイツのチャイコフスキーといったところで、今は二流の名前である。)

曲目はロマンティック路線へと変更。

 Suitner指揮ベルリン国立歌劇場  ウェーバー:序曲集 日徳間

(ジャケットはB.C.版)[日本版は収録曲5曲で、時間にして40分強。]
(やっぱり、日本版の録音は酷い。焦点がぼけており、雰囲気だけの音楽になりがちだ。もっとクリアーに!せよ。技術大国の名前が泣くぞ。演奏は「渋い」に 尽きる。Weberのもつ独特の馥郁としたロマンティシズム及びリリシズムがやや歯切れの悪い演奏から、ある意味それだからか、ビンゴしたのか?録音レ ヴェルが低くてやや興醒め。)

 ザンデルリンク指揮シュターツカペレ・ ドレースデン Weber:クラリネット協奏曲他

(ジャケットは新しいものですな。古い方は同じ絵だが、デザインが違った。)
(Weberの代表作オペラ『魔弾の射手』意外で少なからず今でも聞けるのが、クラリネット協奏曲である。各名演奏家が少なからずこの曲を録音している。 大いにはやはり第一番のほうか?この盤ではOskar Michallikという人。S.D.の首席なのであろうか?)

 尚、最近聞いたCDの中で瞠目に値したのはやはり、クレツキ指揮チェコ・フィルによるベートーヴェン全集。日本版で、録音・オケの質とも万全の状態では ないのだが、目から鱗状態で、構成の妙、メロディーラインの新鮮さ、耳たこのはずの音楽が新たな地平線は舞い戻ってきた感じだ。次回は是非スコアを見なが ら聴きたい!と思わせてくれる程の独自性のある録音。こういうのはアーノンクールと双璧か?



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