"Und morgen wird die Sonne wieder scheinen..."

[Diary; ; Tagebuch; 日記]


「そし て、明日も又太陽は昇るでしょう・・・」という歌曲の一節からとったこの項は小生 が日頃何を聴き、何を考えているかを記す場所です。


[A.D. 2005 / Heisei 17]

February


[Last modification: 28.Feb.2005]


die.01.Feb.   はやいですなぁ。ほんと。一月は天候不順でようわからん〜寒くなったり、暖かくなったりで〜。しかも、この冬自体がどうも「変な」冬です。ドイツ人とも話 してもよくこういった話題になる。イギリス人みたい?


[本日購入 したCD]

@クリスティ指揮Les Arts Florissants モーツァルト:レクイエム(ジュースマイアー版)他 Erato 4.99Euro


@クリスティ指揮Les Arts Florissants モーツァルト:大ミサ曲(H.C.R.ランドン版) Erato 4.99E


@カラヤン指揮ベルリン・フィル シューベルト:交響曲全集前期1-4番他 EMI 2CD 7.99E


@アンチェル指揮 D.オイストラフ ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲(プラハ放送響)、交響曲第八番(チェコ・フィル) プラハライブ  PRAGA 7.99E


@ノイマン指揮チェコ・フィル他 ドヴォルジャーク:交響曲第九番他 プラハ・ライブ PRAGA 7.99E


@アーノンクール指揮Concentus Musicus Wien ハイドン:『十字架上のキリストの最後の七つの言葉』(オラトリオ版) Teldec 4.99E


アーノンクール指揮Concentus Musicus Wien ハイドン:『スターバト・マーテル』 Teldec 4.99E


@アーノンクール指揮 Concentus Musicus Wien ハイドン:『パウケン・ミサ』他 Teldec 4.99E


@アーノンクール指揮 Concentus Musicus Wien ハイドン:『ネルソン・ミサ』他 Teldec 4.99E


@アーノンクール指揮 Concentus Musicus Wien ハイドン:『ハルモニー・ミサ』他 Teldec 4.99E


(ジャケットのス キャン、少々ずれていますな)

@シュティードリー指揮MET ヴァーグナー:『パルジファル』1954N.Y.ライブ Walhall 8.99E


@Amati String Trio:バッハ/シトコヴェツキー編:『ゴールドベルク変奏曲』トリオ版 ブリリアント・クラシックス 1.99E


[本日聞いた音楽]
@クリスティ!指揮モーツァルト 『レクイエム』及び『大ミサ曲』
こりゃ、凄い。古楽器の演奏なので、ドライでザッハリヒ、きついところもあるのだが、それにましてふ〜っというふくよかで柔らかい箇所もある。かなり良い 意味での両者の融合体である。それに、合唱のエレガントさ、温かみのあるもの。音質もばっちり。基本的解釈やテンポはストレートなのだが、隠し味がたんま りあって良い。

@アンチェル指揮ドヴォルジャーク プラハ・ライブ
調べたらアンチェルは1947年よりプラハ放送交響楽団の主席指揮者で、1950年まで、すなわちヴァイオリン協奏曲のこの録音がなされた時まで残り、そ の後、共産党革命により辞任したクーベリックの後任としてチェコ・フィルの常任になったようだ。因みに交響曲第八番のライブは1960年。相変わらずオケ のコントロールが凄まじい。しかも、ライブである!
尚、Pragaレーベルでもささやかながらアンチェル・エディションをやってて他は各種ピアノ協奏曲集、ショスタコーヴィチの交響曲集であり、これにてな ぜか全て集まってしまったことになる。

ピアノ協奏曲のほうは、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第四番(モラヴェッツ)、ショパン:ピアノ協奏曲第二番(ケンプ)、リスト:ピアノ協奏曲第一番(リ ヒテル)、シューマン:ピアノ協奏曲(’パネンカ)、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第一番(ギレリス)
〜今手許に無いが、ギレリスとリヒテルのが異様に凄かった覚えがある。

ショスタコーヴィチの交響曲選集は、交響曲第五番、第九番、第七番である。これも、モノーラルながら緊張感溢れた素晴らしい演奏だった。

@カラヤン指揮BPO ウェーバー:『魔弾の射手』序曲、シューベルト:交響曲第一番、第二番
このゴージャスでやや、気合が入りすぎた感が否めないシューベルトは、なかなか「面白く」聞ける。吉田秀和氏がその著書『世界の指揮者』で、カラヤンは シューベルトの音楽に向いている、と書いていたので是非聞きたかったもの。やや脂が乗り切った時代のBPOの演奏だが、やはり素晴らしい演奏であることは 否定できない。先月残りの、5-9番のも同シリーズで出た。安売りで出れば早速にも購入しますよ。

@ノイマン指揮チェコ・フィル他 ドヴォルジャーク:交響曲第九番他

@アーノンクール指揮 ハイドン:『ネルソン・ミサ』、テ・デウム
アーノンクール万歳!の演奏。そのごつごつ感は最初受け入れなかったし、どうも肌が合わなかったが、いつの頃か、多分それはここのベルリンの音楽院の学生 のオケをハイドンの交響曲第82番『熊』をプローベしたときからだと思う〜彼の断固とした、そして面白みのある解釈にはまってしまったのである。彼の演奏 (CD)・コンサートでは流石に、毎度感動・感激するわけではないが、云わば「新しい発見」というものをいつも味あわせてくれる。
この解説によると、『ネルソン・ミサ』というのはあくまでも通称であって、本名はMissa in angustiis、不安のミサ、とでも訳すか?で、その由来は最初のキリエのニ短調に由来し、更には1792年から勃発した対ナポレオン戦争に関する、 オーストリアの『不安』とのこと。初演当時はご存知、ニコラウス・エステルハージーのオケが財政カットによる縮小化により木管がなかった!ことより、木管 無しで行われたそうな。この曲のプローベの際に、ネルソン提督がフランス海軍を破ったニュースがハイドンに伝わり、ベネディクトゥスの最後にトランペッ ト・ファンファーレを付加したとか。その後、ヨーロッパの救世主の如く崇められたネルソン卿がハイドンのいるアイゼンシュタットに訪問、新星ローマ皇帝フ ランツ二世、ニコラウス二世ともども、祝ったとか。ネルソン卿はハイドンのこの曲に対して、「お土産」として懐中時計を差し上げたとか・・・。

@アー ノンクール指揮 ハイドン:『ハルモニー・ミサ』他


fre.04.Feb.   目が覚めたら目が痒い、鼻がむずむず。もしかしてベルリンで花粉症か?おきてからもくしゃみがでるし・・・やばいなぁ。

[本日聞いた音楽]

@ブリュッヘン指揮 ハイドン:『疾風怒濤期の交響曲集』 Philips

@シュティードリー指揮MET 『パルジファル』

@シモーネ指揮I Solisti Veneti ベルトーニ:『オルフェオ』 独ARTS

(これ、約三年ぶりに再聴したんだけれども、いやぁ、びっくりの隠れた名作だ。オルフェウス伝説といえば何はともあれグルックの名作の『オルフェオとエウ リディーチェ』に止めをさすが、このFerdinando Bertoniの『Orfeo』もなかなかの曲だ。初演されたのは、ヴェネツィアの劇場で、1776年。因みにグルックのそれが〜ヴィーンのブルクテア ターの所謂イタリア語ヴィーン版〜1762年だから、10年の後ということになる。もし、これがグルックの先駆をなした作品であったならば、面白かったの だが、そうはいかず、たんなるグルックの物真似ということしかありえない。でも、グルックのそれが好きであれば是非これと比較・参考すると面白いかもしれ ない。第二幕の精霊〜悪霊?の踊り、なんてグルックのそれとそっくりそのままだ。ま、なんだな、グルックの音楽を頭に思い浮かべながら、にやっと笑いなが ら聴くのが良いかも。三幕版で僅か一時間強。オルフェウスとエウリディーチェは女声により、他にImeneoというのが出てくる。)
尚、この曲は他のレーベルで2CDで出ている。面白いからNaxosあたりで出して欲しいなぁ。

それにしても、何年もほうっておいて、久しぶりに聞いてみたら、非常に実は面白いんじゃないの〜というCDは最近よくあたって、バルトークの『青髭公の 城』(ザーヴァリッシュ指揮)とか、ハイドンの『パウケンミサ』(アーノンクール指揮〜これで再発見したといってもよい)とあり、やはり、いつも同じよう な曲ばかりきいてはいかんな、と思った次第である。因みにこのようなことはめったにないが、以前、Naxosでのマークの指揮で、マリピエロの音楽がやけ に面白かったことを覚えている。

@カム指揮ヘルシングボリ響 ベルワルド:交響曲第一番、第二番他 Naxos

@クーベリック指揮VPO シューベルト:交響曲第四番『悲劇的』、第八番『未完成』 EMI

(これ、クーベリックの初期(最初期ではない)の録音ながら、VPOをばっちりしきっているところが見事。勿論、自然体でVPOの魅力もばっちり出してい ながら、するめのような味わいはクーベリックの音楽性の高さゆえ。カラヤンの演奏でも最近感動・感激したが、あそこでは威圧だった、この曲がここでは詩情 となっている。)

@バルビローリ指揮ハレ管 シューベルト:交響曲第九番『グレイト』 EMI

(上記のカップリング。シューベルトのもつ叙情的な部分とバルビローリのもつヒューマン的な暖かさが最高に結晶化した演奏。この録音、バルビローリでもか なり後年の録音で、あるいみ枯淡というか幽玄の世界に入っていると思う。それでいながら、いつもより控えめながらの情熱、歌心をもつバルビローリの解釈と がばっちり決まっている。ベスト、とかは云わないけれども、私の大好きなone of themであることには違いない。ありがとう!サー・ジョン!
因みに盟友のhayashiさんのコ メントも参考に。

sam.05.Feb.  肩凝りが治らないなぁ。本日は週末なの で日長音楽三昧。ま、何時ものことか。
 本日は親からパケットが到着。頼んでいた本を早速読み始まる。

#磯山雅著 『J.S.バッハ』 講談社現代新書

数時間で読破したが、新書にしては内容が濃いものだし、コストパフォーマンスに優れているといえようか。中でも、第四章「バッハの生活」、第六章「数と象 徴」が面白かった。磯山氏はリヒター、コープマン、グールドの演奏が特に好きなようだ。

その後以下の本を読み始める。
#山本博文著 『島津義弘の賭け』 中公文庫


[本日聞いた音楽]

@シュティードリー指揮MET 『ヴァルキューレ』より第一幕 Walhall
(上記の『パルジファル』のボーナス(余白)に入っているものだが、本編よりよっぽど良い。緊張感があり、普通の意味で推進力がある。少々雑だが。

@カイルベルト指揮バイロイト祝祭 『ローエングリン』より第二幕、第三幕 Warner
(まさに、Wagnerこうあるべしの見本。歌劇としての歌わせどころと、ゲルマンとしてのホモフォニックな構成、盛り上げるところと推進力の絶妙さ。高 音が宜しくないが、まさにゲルマンのWagner演奏)

@レーグナー指揮ベルリン放送響 シューベルト:交響曲「第七番」 日DeutscheSchallplatten
(所謂ヴァインガルトナー編曲のもの。それほど編曲は悪くないし、ある意味面白く聞ける。シューベルトらしさもちゃんと残っている。)

@レーグナー指揮ベルリン放送響 シューベルト:交響曲第九番 Denon
(昨日、というか最近、シューベルトの交響曲にはまっているので、早速取り出したもの。一部の間では『第九』の「決定盤」らしいが、なかなかリリックなと ころろスケールの大きなところが絶妙にマッチしている。明日は、クリップスかシッパーズの同曲でもきこうか?)


son.06.Feb.  非常に暖かい一日。さぁ、これから纏め るものがあるので、やらなければ・・・。

 といいつつコンサートへ行ってしまった。古楽器のConcertus Brandenburgで私の大好きなハイドンのオラトリオ『天地創造』。これ、既に四回ほど生で聞いている。今回はその中でも一番出来が良かったし、気 に入った。何はともあれこの曲は大名曲である。

[本日聞いた音楽]

@ミュラー=クライ指揮 シュトゥットガルト放送響 ヴェルディ:『椿姫』〜ドイツ語版全曲 独Cantus
@クリップス指揮ヴィーン響 シューベルト:交響曲第九番他 Orfeo ブレーゲンツ・ライブ
(正直言って昔よりクリップスの演奏にそれほど感動せず。)
@ミュラー=クライ指揮 シュトゥットガルト放送響 ヴェルディ:『エルナーニ』〜ドイツ語版全曲
mon.07.Feb.  なんだか、寒いんだか暖かいのだかよう わからん。勿論、寒いのは当然なのだが・・・。

[本日聞いた音楽]

@カム指揮ヘルシングボリ響 ベルワルド:交響曲第三番、第四番、ピアノ協奏曲
(最近ラジオで第三番をやっていて、名前を知らずに思わず最後まで聞いてしまった。調性はハ長調と単調だが、なかなかの傑作で、彼の四つの交響曲の中で も、もっとも優れた作品であるらしい。演奏も録音も良し)

@ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレースデン シューベルト:交響曲第一番、第四番
日Deutsche Schallplatten
(最近、自分の中でシューベルト・ブームなので、一倍最初に買った全集を取り出してみる。C.Davisの同オケをふった全集と比べて「自然さ」が後退し て、かなりドラマティックで強引だが、やはりそこはオケの魅力で美しいものは美しい。)

@同 交響曲第二番、第三番、第八番『未完成』

sam.12.Feb.  週末である。!(^^♪。 昨日、金曜 日は発表があった。聴衆者(とでもいうのか?)、参加者は講師も含めて、7人なのでかなりインティームで宜しい。大分巧くいったが、やはり私は発表が長 く、基本四半刻(=30分)なのだが、例によって喋り捲り、40-50分ほどであった。ま、インティームだからいいんですけれどね。さて、もう一つあるレ ポートを書き始めますか。やる気のある熱が冷めないうちに。

 それにしても、最近やけに頭痛がする。空気が悪いからかな?酸素!

 音楽はというと、今月買ったアーノンクールのハイドンの声楽曲集のなかの一つのカンタータが異様に気に入ってしまった。モーツァルトの最後のオペラ『皇 帝ティトゥスの慈悲』の中のアリアの一つのようだが、勿論こちらの方が後に書かれたので、こりゃきっとハイドンのを真似したに違いない。オペラ・セリアの アリアの一つ、といっても間違わないほどに旧式だが、感動したなぁ。
 そのお蔭で、オペラ・セリアを聴きたくなる。

 最近とんとご無沙汰のMD録音を久しぶりに敢行。なにせ、自分がいったコンサートを放送しますからね。今年の1月30日に、Philharmonieへ 行ったときの模様で、All-Richard-Straussコンサート。
マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送響で『カプリッチョ』より序奏六重奏曲、シェーファーを迎えての『四つの最後の歌』、アンコールは『明日に』、パウゼ を挟んで、『アルペン交響曲』!であった。


[本日聞いた音楽]

@プリッチャード指揮グラインドボーン祝祭管 モーツァルト:『イドメネーオ』(短縮版) EMI


(プリッチャードは海賊盤やら映像やらで3-4種類この曲があるはずだ。イドメネーオのエクスパートかもしれない。残念ながら慣習的なカットを施している が、まぁ、この曲を味わうには全曲版である道理が無くてもよい、と思う。彼、モーツァルトのオペラ・セリアは有名なので云うとこの他には最後の『ティトゥ ス』があるが、この『イドメネーオ』のほうが、彼のオペラ・セリアの最高傑作、ということになってはいる。小生は実は手抜きの感がぬぐえないわけではない 『ティトゥス』の方が好きだったりする。そう云うわけでこの曲自体はそれほど好んでCDを取り上げなかったが、プリッチャードのきびきびした演奏はだれが ちなオペラ・セリアの一つの魅力を存分に引き出していると思う。最初の序曲から魅力溢れるもので、それは最後の合唱まで緊張感溢れて進行する。歌手ではイ ダマンテ役のレオポルト・シモノーのエレガントな歌唱、及びイリア役のセーナ・ユリナックが大変宜しい。)

@ブリュッヘン指揮18世紀管 ハイドン:ロンドン交響曲より93,102,103番
(ブリュッヘンのハイドンもようやくロンドン交響曲へ駒を進める。〜それにしてもなんで、番号順じゃないんだ?〜)
son.13.Feb.  本日はドレースデン空襲の記念日。60 年前のこの日、夜半米英軍によるドレースデンに対する絨毯爆撃で一夜にして一都市が廃墟と化した。その40年後1985年、ゼンパーオパーは復活。今年は その復活20周年でもある。因みに、ドレースデンで産まれたヴァーグナーはこの日、ヴェネチアで亡くなっている。
 TVでは19時から、ゼンパーオパーからのライブで、ヴェルディの『ミサ・ダ・レクイエム』を放送していた。指揮者はダニエル・ガッティ。相変わらず熱 い演奏だった。金管楽器はやや怪しかったが。それにしても、凄い曲だ。死者も蘇るとはこのことか。尚、その後、昨年の演奏である、モーツァルトの『レクイ エム』も再放送している。指揮者はここの名誉指揮者であるサー・コリン・ディヴィス。異様に灼熱の演奏である。尚、一昨年はティーレマンの指揮でブラーム スの『ドイツ・レクイエム』だったはず。

 尚、小生のCDプレイヤーがまた、最初の10分ほど読み取れなくなった。


[本日聞いた音楽]

@ベーム指揮シュターツカペレ・ドレースデン モーツァルト:『皇帝ティトゥスの慈悲』全曲 独DG
(緊張感の欠ける、オケも録音もだれている演奏だ。私はきびきびしているケルテシュ盤のが好きだ。歌手は、シュライアー、ベレガンサが際立っている。)

@サロネン指揮 L.A.フィル バッハ/各種編曲集 SONY
(最初のストコフスキー編のトッカータとフーガ約10分が音飛びで聞けない。最近音響セットを机の後ろに再配備したのだが、このCDと非常に相性が良いの か、壮大な響きをもって音を堪能した。)
san.19.Feb.  すっかり久しぶりの更新。今、朝の4: 46。腹減っています。冷凍食品だが今作っています。

 で、今週一週間のおさらい。といってもたいしたことなかったが。

 月曜日はコンサートへいくも、チケットが無く、寒い中、凍路の中家路へ。DSOのマーラーの交響曲第四番でしたけどね。余りよくなかったみたい。ま、ど うでも良い。

 火曜日、終に、CD-Playerが怒れる、いや逝かれる。最初の10分くらいが聞こえない症状は最近まではたまにだったのだが、この頃から毎度。流石 に堪忍袋の緒も切れて、殴る・蹴る、などの暴行果てには刃傷沙汰。は、嘘だが、精神上よろしくないのでネットで新しいのを探してみる。

 今回思ったのだがやはり、音楽の冒頭部分って〜当たり前なのだが〜相当大事ですね。惟が聞けないとストレスの素(!、「元」です。)になるのも当たり 前。考えても見てください。二回の冒頭のTuttiが無い『英雄』。官能で暗さの前奏曲の無い、『トリスタン』。ダブルコーラスの無い『マタイ受難曲』な どなど。S0NY(SO×Yではないです)はもういやなので、Philipsに決定。後は後日に。

 水曜日はなんと、睡眠不足、しかも1時間。へろへろになりながら朝一の授業に。他の学生たちも睡眠不足のせいか、なんとなくどんよりしている。最後の授 業なんだからさ。ようやく昼までに授業を終わらせて、少し寝るがどうも、体調不良のせいか、マズア指揮フランス国立管によるベルリン客演も行かない。曲目 はブルックナーの交響曲第四番。

 木曜日は講師が風邪により医者の面会時間のために、休講。よってこ今ゼメスターは水曜日で終わりでした。夕方新しいDVD-Playerを買いに行く。 最近ではCD-Playerと大して差が無いからである。購入したのは昨年の6月に出て、評価も高いPhilipsのDVP630/00というもの。

 本当は一ランク下の20Euro安いものを購入予定だったのだが、店員曰く、音楽だけをきくのであれば、こちらの方が良い。(苦労の?)かいがありまっ せ」という感じで、約100Euroのこちらの方を購入。早速繋げて聞いてみると、なかなか音が良い、どころではなく、クリアーで拡がりがある。やはり S0NYは駄目、という結果。が、毎回CDを聞くたびに、どこかしらでエラーというか、CDの再生がとまってしまう。これ不良品?まぁ、多分大丈夫でしょ う。返品しないで暫くはこのままやってみます。

 金曜日。授業は先週、「二重講義」で無く、PCをもって図書館へ。相変わらずの睡眠不足とゼメスター最後の日のせいで、図書館でも人が喋って集中でき ず。仕事をほんの少しで切り上げて、家へ帰るが、知り合いからの情報によると、夜にPartyがあるとのこと。友人を誘って、それにこのInstitut の建物も使用が最後のために、初めていってみる。その後、くら〜くなるお話があるのだが、それは書かずにおいておこう。

 土曜日。インバル指揮BSOでマーラーの交響曲第九番のコンサートがあるので、参る。チケットは並んでいたら定期予約会員の人から格安で売ってもらう。 でも、私はParketteは好きではないので、Chorbalkonの席へ移動。勿論チェロ・トロンボーンの上である向かって右側の席です。前プロは武 満徹の弦楽の爲のレクイエム、休み無しでそのまま本ちゃんのマーラーの交響曲第九番へ。これはなかなか効果的だったし、それに、プログラム・ビルディング もよく出来ていると感じた。即ち弦楽だけで始まり、マーラーの第四楽章の方の最後も殆ど弦楽で終わるからだ。感想は、くあの場にいられたことを感謝した。 第一楽章から涙がでてきてきて、鼻水を抑えるのがきつかったなぁ。だれる第二楽章、第三もあんなに面白く、諧謔的に演奏されたのには再度発見した。第四楽 章も、聞いていて本当に切なくなりましたね。やはり、マーラーは凄い!と再認識したコンサートでした。
 このプログラム、そのほかをもってこのコンビは三月の頭から東京を皮切りに日本・韓国ツアーをやるようだ。それにしても、大した交響曲です。


[本日聞いた音楽]

@サンティーニ指揮ミラーノ・スカラ座管 ヴェルディ:『ドン・カルロ』五幕版より 独DG
@Bell' Arte Ensemble バッハ:『フーガの技法』より 独Bayer
mon.21.Feb.  月曜日である。最近は例によって遅寝遅 起である。まことに不健康体そのまま。人様には決してお勧めできない生活習慣である。
 本来すべきことが多々あるのではあるが、人と会って食事をしたり、その後家へ帰り読書三昧だったりとそれなりに有意義な生活かもしれないが。
 本日は以下の二冊を〜といっても殆ど読み終わり〜読破。

 夏目漱石著 『夢十夜』他ニ篇 岩波文庫
 渡辺紳一郎著 『西洋語源物語』 旺文社文庫

 音楽はというと、先のコンサートの流れで〜お蔭でまったり、ブルーな気分である〜マーラー気分である。

[本日聞いた音楽]

@マゼール指揮VPO マーラー:交響曲第九番 SONY
(マゼールのマーラーは知る人ぞ知る名演である。じゃじゃ馬のVPOをよくぞここまで変態までにコントロールしたかと思うと、頭が下がる思いである。それ でありながら、マーラーのもつイロニー、哀愁感、やるせなさも著しているのだから凄い。SONYの音源はなかなか良いのだが、こちとらのステレオシステム とやや相性が悪く、粒や肌の肌理の細かさは巧く出ているものの、広がり感がそれほどない。)

@ヨッフム指揮シュターツカペレ・ドレースデン ブルックナー:交響曲第一番 独EMI
(出ました、悪リマスターEMIの登場です。これ、1990年にドイツからBOXとして全集の形ででたものなのだが、リマスター自身が1987年のものら しく、聞くに堪えないほどごつごつ、がりがり、落ち着きの無いものになっている。最新のartのものはそれが改善されているらしいが、どうも、余り期待で きない。せっかくの名演が台無し?でも、ここではヨッフムの解釈も残念ながらそれほど優れているとは言い切れない。ぶっきらぼうで、精度が荒い。ヨッフム そしてしかも、シュターツカペレ・ドレースデンという名器をもってこのような悪CDなのだから、本当に残念至極。少なくとも、今の私にはこの演奏、録音で は満足できない。)

@ヨッフム指揮シュターツカペレ・ドレースデン ブルックナー:交響曲第二番 独EMI
son.27.Feb.  日曜日である。寒い。今日は変な天気。 晴れなのに、雪が舞っている。早くも一週間が経ってしまった。何かしたい、何かしなければならなかったのに、時だけが無情にも過ぎていく。
 月曜日はドイツ人の友達と韓国料理、火曜日は友達の壮行会で日本食、水曜日、他のこれまた今期でベルリンを去る友達とインド料理、木曜日は独りで持ち帰 りの中華、金曜日は友達とインド料理へ、友達の愚痴を聞きに行く。土曜日はベルリンを去る人の手伝い、昼飯は韓国料理、夕飯は中華であった。さて、今日日 曜日の晩飯は如何に?

 友人が去る、ということや先週からのマーラー九番の影響、その他にも大事なことによりかなりブルーな気分。肩もこっているし。

 水曜日には先週買ったDVD-Playerを交換しにいくが、やはり故障であったようだ。店員によると、音質に関して、SONYよりもPhilipsの ほうが一日の長があるようだし、それは今回このPlayerを使って納得したことだ。また、音楽環境を少し変化〜改善?したので、音楽がよりよく楽しめる こととなった。これは良き哉。

 只今読んでいる本は、先日日本から送ってもらったドナルド・キーン著『日本人の美意識』中公文庫であり、感じ入るところあり。これも、参考資料とします かね。

 音楽はストレス無くCDが聴けることになったので、結構聞いているいるのだが、いかんせん友人とあったりして少ない。相変わらずの『ドン・カルロ』 (Naxosのライブ盤、DG、ステレオのSantini盤)、ベーム博士指揮、第一回目、ドイツ語版の『フィガロの結婚』(シュトゥットガルト「帝國」 放送管!〜大して面白みが無い)、アーノンクールのいつでも刺激的なベートーヴェン全集、ヨッフム第二回目で演奏・録音ともかなり落ちるドレースデンとの ブルックナー全集、マゼール指揮VPOのマーラー全集は第九を聞いただけでやめてしまった。コッホ指揮のモーツァルトの『レクイエム』は録音・演奏とも落 ちるが不思議な名演。かなりオールドスタイルだが。

[本日聞いた音楽]

@グイ指揮グラインドボーン祝祭管 モーツァルト:『フィガロの結婚』全曲 EMI


(こういうのを名演という。歌手の生き生きとしたところは歌だけではなく、音だけながら演技の愉悦さも味わえるし、何しろ歌手たちが「仕事仕事」しておら ず、自分たちもまた楽しんでいるのが手に取るように分かる。とりわけ中でも見事なのがシュッティのスザンナ、ユリナックの伯爵夫人。ブルスカンティーニの フィガロも天晴れの名歌手、名役者ぶり。そしてそれらを統率するのが、名匠のグイである。イタリアオペラの軽快さをここでも十二分に味あわせてくれるのだ が、特にテンポの絶妙さ、オケの鳴らし方、歌の併せ方、はまさに音楽性十分である。それは最初の序曲から顕著。オケも好演。「かろみ」のあるものだし、ス ピーディにさくさくこなしている。驚くべきは音のクオリティーで、いつもながらのへぼいEMIのステレオ録音だし、それも初期の!、おもいっきり表面的で 楽器の均質さが変な意味で感じられたのだが、当時のほかの録音と比較しても、また、音楽環境がやや変わったという利点を除いても、この録音は巧くいってい ると思う。それは小編成のオケという理由だけではないであろうが、歌手とオケ、若しくはソロ楽器が上位に融合されている。相変わらずEMIの音はオーボエ がやたらに目立つが、これはあの有名な伯爵夫人の第三幕のアリア〜ここでのユリナックの歌唱!〜ではポジティブに働いている。

問題は、実はある。小生勿論、LPのオリジナルや日本盤で出された三枚組みの「全曲版」はしらないのだが、このCD第四幕のナンバー24、25がカットさ れている。これは単なる慣習なのか、それとも、元々そうなのか、それとも、二枚組みに収める為の「無謀」なのか。よくわからない。なぜ、この疑問がふと沸 いたかというと、日本盤のCDの合計時間を足しても輸入盤のそれに合致しないし、日本盤のだと、どうかんがえても、79分計算で行くと、2枚に収まらない からだ。そうなると、EMIが勝手にカットしてしまった計算になる。更に、こういったことが他の録音でもEMIはよくやっている。ランチベリーの『白鳥の 湖』全曲!も、2枚組みに収める為に、有名な音楽をカットしてしまったのだ。恐るべし。詳細は如何に?

尚、amazon.deでGui検索をしたら、しょっぱなにこのCDが出たし、5つの星マークだ。)

mon.28.Feb.  異様に寒い。日中でも-3度。夜には- 9度くらいになるとか。いや、もう呑まなきゃやってらんねぇ。しかも、ちょっとでも外を見なかったり、外出しなかったりすると降雪しているし。ま、雪が降 る自体は好きなんだけれどもね。それにしても、この冬はよく降雪・積雪が多い。好きなんだけどね。

[本日聞いた音楽]

@ブライザッハ指揮MET ヴァーグナー:『タンホイザー』第二幕途中より第三幕。
(音悪すぎ。聞いていていやになる。即、日本へ!基本、1930年代、40年代のMETのライブ、テアトロ・コロンのライブはどんなに魅力的でも買っては いけない。)

@E.クライバー指揮フィレンツェ音楽祭管 ヴェルディ:『シチリアの晩祷』より1CD

@ヨッフム指揮シュターツカペレ・ドレースデン ブルックナー:交響曲第七番
@同 第八番
@同 第九番

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