mon.01.01.
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新年。信念?亥年だそう。
恒例のちきちき第二回!自分で勝手に
2006年に購入したCDのアカデミー賞をUp。
皆様のシャープなコメントをお待ちしております。
尚、本年初の音出しは、Wagnerの交響曲ハ長調第一稿。
シャイー指揮DSOの1983年のベルリンライブ。今は半絶滅種のMDで。
古今和歌集、仮名序に曰く、
「やまと歌は
人の心を種として
よろづの言の葉とぞなれりける
世の中にある人
事 業しげきものなれば
心に思ふことを見るもの聞くものにつけて
言ひいだせるなり
花に鳴くうぐひす
水に住むかはづの声を聞けば
生きとし生けるもの
いづれか歌をよまざりける
力をも入れずして天地を動かし
目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ
男女のなかをもやはらげ
猛きもののふの心をもなぐさむるは歌なり」
今年もこういった「歌」を持つことが出来ますように!そして、吾身が飛翔で
きますように!!
<本日聞
いた音楽>
シャ
イー指揮DSO ヴァーグナー:交響曲ハ長調[第一稿]、ヴェーゼンドンク・リーダー(シュレッケンバッハ)/ベルティーニ指揮WDR 『トリスタンとイ
ゾルデ』第一幕の前奏曲と愛の死 MD
(なぜか、しょっぱなからWagnerを聞きたい気分であった。今は殆ど顧みな
いMDでのもので、音質はかなり硬いのだが、音楽を楽しめるから良いとすべし。
先ずは第一稿での交響曲。これは、レーグナーのもので楽しんできたし、それは第二稿でのもので、通常はこの版で演奏される。クララ・ヴィークが聞いたの
はその第一稿のはずで、ベートーヴェンの第七番に似ていると将来の旦那のローベルト・シューマンに手紙を書いている。
第二稿と比較するとやや、纏まっていない感じがするのだが、Wagnerファンにとってはこれも面白い。
シュレッケンバッハのヴェーゼンドンク・リーダーは金属的な声質ではなく、言葉を歌わせるもの。この人でR.シュトラウス辺りの歌曲をきいてみたい。
ベルティーニの『トリスタン』は残念ながら、最後の最後で時間切れで、音が切れてしまうのが残念。ベルティーニは正規では、Wagnerを録音しなかっ
たはずなので、これは貴重な録音といういべきだし、演奏もなかなかに精緻であると同時に、ロマンティックなうねりのあるものである。
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fre.05.01. |
流石に、毎日Wagnerばかり聞いているわけではない。やはり、お正月に
は恒例のJ.シュトラウスのヴァルツなどを芸術的に素晴らしい演奏のもので聴く。
フリッチャイ指揮ベルリン放送響 DG
ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレースデン
Berlin Classics
ケンペ指揮ヴィーン・フィル EMI
Suitner指揮シュターツカペレ・ドレース
デン 日徳間
E.クライバー、クラウス他 Teldec
といいつつも、やはり新年は恒例のヘンデルの『王宮の花火の音楽』及び『水上の音楽』を。
ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管
Decca
年末に聞いた唯一の『第九』だが、その圧倒的な素晴らしさに感銘を受けたものは...
フリッチャイ指揮BPO 独DG
<今月購入したCD>
@アーノ
ンクール指揮チューリヒオペラ座 モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』 DVD Arthaus 12.99E
@W.
ユーロフスキ指揮アイルランド国立響 マイアーベーア:『北極星』 MarcoPolo 18.99E
@グリ
フィス指揮チューリヒ室内管 バッハ:二台の為のピアノ協奏曲 Warner 4.99E
@Belder指揮Musica Amphion バッハ:二台、三台、四台の為のチェンバロ協奏曲 Brilliant 3.99E
<本日聞
いた音楽>
上
記のものをいくつか・・・。
(で、今年は早くも今年度のマイブームが決定しそうな予感。それはバッハ。チェ
ンバロ協奏曲ですな。)
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son.14.01. |
いつの間にか十日も過ぎてしまい、月も半ば。早いね。日記も更新していない
しね。
最近聞いたのはやはりWagnerで、『トリスタン』。
ヘーガー指揮シュターツカペレ・ベルリン 墺
Preiser
ベーム指揮バイロイト祝祭管 独DG
エルメンドルフ指揮バイロイト祝祭管 独Naxos
その他には年始恒例の『王宮の花火の音楽』
ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソリスツ Philips
ザンデルリンク指揮ベルリン響 ピシュナー バッハ:チェンバロ協奏曲集 独BerlinClassics
ロスバウト指揮パリ音楽院管 モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』 独Walhall
ローター指揮ベルリン・コーミッシェオパー管 ベルリオーズ:『レリオ』(ドイツ語版) 独BerlinClassics
<本日聞
いた音楽>
色
々と
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don.18.01. |
本日の話題はなんといっても、台風『キリル』の上陸。詳細は | こちら |
で確認。暴風雨のせいで、色々と困難なこともあるでしょう、私は幸いに問題なしでたが。
最近は本当に久しぶりにメンデルスゾーンを。この人ぬるま湯的な曲しかかいていない、とはいうが、演奏如何によってはなかなかに、「荒々しい」ものとい
う認識も出来るかも。
ヘルヴィヒ指揮シュターツカペレ・ベルリン: 『真夏の夜の夢』他 独
BerlinClassics
[ジャケット写真は違うが]
(取り立てて表現するほどのものではないが、標準というか、渋い演奏に尽きる。)
クーベリック指揮バイエルン放送響: 『真夏の夜の夢』他 独DG
(クーベリックのやつは、「標準」と思っていた
ら、なかなかにデフォルメしていたり、なんといっても、人間味溢れる次元にまで、市民社会?にまで降嫁してきたかのような演奏。録音が悪いのが残念。)
ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響、コッホ指揮ベルリン室内管: 初期のピアノ
協奏曲、初期のヴァイオリン競争国 独BerlinClassics
[ジャケット写真は違うが・・・]
(初期であろうと、なんであろうと、ドライ一心のケーゲルのもので、きりり、というか切れるメンデルスゾーンもなかなかに面白かった。)
ペニー指揮ノーザン・シンフォニエッタ 初期の協奏曲:ヴァイオリンとピアノ
協奏曲、初期のヴァイオリン協奏曲 Naxos
ライナー指揮CSO、ミュンシュ指揮BSO他 ハイフェッツ チャイコフス
キー:ヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 日RCA
[これまた違うジャケット]
(これしかしらないので、これが私のデフォルトなのだが、その切れ味さえわたるテクニックにはただただ感銘。あと何種類録音があるのかもしれないのだが、
私にとってはこれで充分かも?)
スタンコフスキー指揮スロヴァキア国立フィル: ピアノ協奏曲第一番、第二番
他 Naxos
(最近統一通過システムをEuroにした国スロ
ヴァキアによる演奏。このころは未だ国内の統一ができていなかったはずだし、将来図なんかも描けていなかったのかも。しかしながら、なかなかに勢いある、
青春の爆発のようなものも感じる演奏。フリツのピアノはこのシリーズ通じて優秀の一言!)
ミュンシュ指揮BSO 第五番、フロール指揮バンベルク響による序曲集 仏
RCA
(写真がまたまたつがうのだが、フランスRCAに
よる二枚組みCDのもので、ミュンシュの3,4,5と残りに序曲集を収めたもの。ミュンシュの熱血漢らしく、スタジオだし、メンデルスゾーンながら、踏み
外しのないダイナミズムを十二分に堪能した。)
<本日聞
いた音楽>
シ
ノーポリ指揮チェコ・フィル ブラームス:『ドイツレクイエム』 独DG
(別にメンデルスゾーンばかり聞いているわけではな
い。昨日のジュリーニ+VPOの同曲と比較したかったので取り出した。ジュリーニはこてこてで、微速前進だが、すなおに聞ける。
うってかわってシノーポリのはやや頭で作ったようなもので、時々、あぁーなるほどなぁ、とか面白いなぁ、とか思うのだが、ちょっと曲としっくりしていな
いのではないかな?歌手ではソプラノのポップが愛も変わらずチャーミングな声だ。)
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ああ、なんたること!既に二月ではないか!早速二月分を作成しなければ。 |